NEX-VG10 レビュー Part.1 【大型センサーの搭載で高画質!】 [ビデオカメラ(Handycam)]
ハンディカム NEX-VG10 のレビューをお届けしたいと思います。
⇒ ソニー ハンディカム NEX-VG10 の商品・販売情報はこちら!
コンシューマ・ビデオカメラ界の革命児的存在と言える NEX-VG10 この秋の大注目モデルであることは間違いないでしょう。
先日、実機を見てきて触ってきた内容を中心に数回に渡り書いていきたいと思います。
内容としては、NEX-VG10の特長を私なりにまとめてみました。
NEX-VG10の特長
1・大型センサーの搭載でボケが美しい。
2・レンズが交換出来るので撮影の幅が広がる。
3・計4個のステレオマイク搭載。
4・見た目以上に軽い。
5・編集ソフトウエア(ダウンロード)・レンズ込みでお求め安い低価格。
NEX-VG10に興味を持っていて、ある程度の商品知識がある人なら、これらの特長に思わず”うなずいて”しまうのではないでしょうか?! NEX-VG10って、なんとも魅力的ですよね!
しかし、これらの特長全てが優れている。という訳でもありません。
得意とするところがある場合、苦手としている部分もあるはずです。
これからお届けするレビュー記事は、他にはないような切り口で書いていきたいと思います。
初回の第1回は特長の「1」の部分。
『大型センサーの搭載でボケが美しい。』から、始めたいと思います。
NEX-VG10は、APS-Cサイズのセンサーを搭載! と、NEX-VG10が発表になって以来、話題になりっぱなしなのですが、そもそも”APS-Cサイズのセンサー”って、なによ?という方もおられるのではないでしょうか?!
NEX-VG10レビューでは、基本のきの字から書いていきたいと思います。
では、どういうことかと言うと、写真を見て頂いたらわかるとおり”画像を記録する面積”が従来のビデオカメラのものよりも大きい(広い)ということです。
記録する面積が広くなると、たくさんの情報を広い面積で処理できるので映像が美しくなる他、被写体深度が浅くなり”奥行きのあるボケの美しい”映像も記録することができます。
?被写体深度とは・・・
ピントが合っているように見える領域の広さのこと。
インコの写真の背景を見比べればわかります。
被写体深度が浅い = 前後のピントが合っている範囲が狭い(写真右)
被写体深度が深い = 前後のピントが合っている範囲が広い(写真左)
※被写界深度とも言います。
実はこのセンサーは、デジタル一眼レフカメラなどで使われているものと同じサイズのもの。
このセンサーを搭載すること自体、家庭用(コンシューマの意味)のビデオカメラではすごく画期的なことなのです。 コンパクトデジタルカメラが家庭用ビデオカメラとするならば、さしずめ一眼レフカメラはNEX-VG10と言えそうです。
NEX-VG10ならテレビかなにかで見られたことがある、ピントのあったところだけが浮かびあがるようなそんなワンシーンも撮れています。 しかも、夜間撮影(対 ノイズ)にも強いことは同じセンサーを搭載しているNEX-3、NEX-5の映像をみればわかります。
実際にNEX-VG10で記録された映像をみたのですが、まだ試作機(ソニーさんのスタッフが撮影したもの)なので何とも評価しづらいのですが、NEX-VG10からHDMI出力されたハイビジョンテレビで映像を見たときの印象は”全く”と言って悪くなく、家庭用ビデオカメラもここまで来たか!?と、思わせるものでした。
さて・・・センサーが大きいと良いことづくめ!って感じもするのですが、実は弱点もあるのです。
定点撮影のように、あまりカメラを動かさずピントはほぼ固定。と言ったような状況なら、最高の映像を記録することができるのですが、実は「動きまわる被写体」に弱いようです。
それはセンサーがどうこうと言う話からずれてしまう(AF速度の問題)ところもあるのですが、APS-Cサイズのセンサーが持つ「被写体深度が浅い」ところにも原因があるのでは?とも、私は思っています。
実際に同じセンサーを持つNEX-5で動き回る被写体を動画モードで”テレ側(レンズは18-55)”で追いかけた場合、ピントが合いにくいことがあって、試作機ではありますがNEX-VG10(レンズは18-200)にも同じような傾向が見られました。 このあたりはコンパクトなハンディカムの方が優れているのでは?と思いましたよ。
見てきたNEX-VG10は試作機でしたので、まだまだそのあたりは完成品でどこまで良くなっているかわからないのですが、動きものを撮りたくての購入の場合実機(完成品)を実際に触られてからの購入が良いかも知れませんね。
NEX-VG10 APS-Cサイズセンサー 私的・まとめ
・向いている被写体:風景・人物・夜景・屋内
・向いていない被写体:ペット・スポーツ(サッカーなど)・子供(運動会等)
向いている、向いていないで分類しましたが、”向いている被写体”に関しては家庭用機では最高のパフォーマンスを発揮しそうです。 風景や人物撮りメインの作品作りをメインとして考えておられる方なら、この”APS-Cセンサー・搭載”と、いうワードだけでNEX-VG10は買いかも!!
それでは、今回はこの辺りで次回に続きます。
このblogでの NEX-VG10 の記事一覧は こちら (NEX-VG10 カテゴリーへリンク)
⇒ ソニー ハンディカム NEX-VG10 の商品・販売情報はこちら!
【NEX-VG10 ソニースタイルで特典多数!注目です!】
⇒ ソニースタイルでの販売情報はこちらから、ご確認ください!
ソニースタイルでは、人気のアクセサリーを集めたクリエイターズパッケージなど本体で同時購入すると、ソニーポイントがたくさんもらえるキャンペーンを実施中! ワイド保証なども充実!!
【NEX-VG10 オフィシャル動画】
私はこれで欲しくなりました・・・注意です!(笑)
⇒ ソニー ハンディカム NEX-VG10 の商品・販売情報はこちら!
コンシューマ・ビデオカメラ界の革命児的存在と言える NEX-VG10 この秋の大注目モデルであることは間違いないでしょう。
先日、実機を見てきて触ってきた内容を中心に数回に渡り書いていきたいと思います。
内容としては、NEX-VG10の特長を私なりにまとめてみました。
NEX-VG10の特長
1・大型センサーの搭載でボケが美しい。
2・レンズが交換出来るので撮影の幅が広がる。
3・計4個のステレオマイク搭載。
4・見た目以上に軽い。
5・編集ソフトウエア(ダウンロード)・レンズ込みでお求め安い低価格。
NEX-VG10に興味を持っていて、ある程度の商品知識がある人なら、これらの特長に思わず”うなずいて”しまうのではないでしょうか?! NEX-VG10って、なんとも魅力的ですよね!
しかし、これらの特長全てが優れている。という訳でもありません。
得意とするところがある場合、苦手としている部分もあるはずです。
これからお届けするレビュー記事は、他にはないような切り口で書いていきたいと思います。
初回の第1回は特長の「1」の部分。
『大型センサーの搭載でボケが美しい。』から、始めたいと思います。
NEX-VG10レビュー・大型センサーの搭載でボケが美しい。
NEX-VG10は、APS-Cサイズのセンサーを搭載! と、NEX-VG10が発表になって以来、話題になりっぱなしなのですが、そもそも”APS-Cサイズのセンサー”って、なによ?という方もおられるのではないでしょうか?!
NEX-VG10レビューでは、基本のきの字から書いていきたいと思います。
では、どういうことかと言うと、写真を見て頂いたらわかるとおり”画像を記録する面積”が従来のビデオカメラのものよりも大きい(広い)ということです。
記録する面積が広くなると、たくさんの情報を広い面積で処理できるので映像が美しくなる他、被写体深度が浅くなり”奥行きのあるボケの美しい”映像も記録することができます。
?被写体深度とは・・・
ピントが合っているように見える領域の広さのこと。
インコの写真の背景を見比べればわかります。
被写体深度が浅い = 前後のピントが合っている範囲が狭い(写真右)
被写体深度が深い = 前後のピントが合っている範囲が広い(写真左)
※被写界深度とも言います。
実はこのセンサーは、デジタル一眼レフカメラなどで使われているものと同じサイズのもの。
このセンサーを搭載すること自体、家庭用(コンシューマの意味)のビデオカメラではすごく画期的なことなのです。 コンパクトデジタルカメラが家庭用ビデオカメラとするならば、さしずめ一眼レフカメラはNEX-VG10と言えそうです。
NEX-VG10ならテレビかなにかで見られたことがある、ピントのあったところだけが浮かびあがるようなそんなワンシーンも撮れています。 しかも、夜間撮影(対 ノイズ)にも強いことは同じセンサーを搭載しているNEX-3、NEX-5の映像をみればわかります。
実際にNEX-VG10で記録された映像をみたのですが、まだ試作機(ソニーさんのスタッフが撮影したもの)なので何とも評価しづらいのですが、NEX-VG10からHDMI出力されたハイビジョンテレビで映像を見たときの印象は”全く”と言って悪くなく、家庭用ビデオカメラもここまで来たか!?と、思わせるものでした。
さて・・・センサーが大きいと良いことづくめ!って感じもするのですが、実は弱点もあるのです。
定点撮影のように、あまりカメラを動かさずピントはほぼ固定。と言ったような状況なら、最高の映像を記録することができるのですが、実は「動きまわる被写体」に弱いようです。
それはセンサーがどうこうと言う話からずれてしまう(AF速度の問題)ところもあるのですが、APS-Cサイズのセンサーが持つ「被写体深度が浅い」ところにも原因があるのでは?とも、私は思っています。
実際に同じセンサーを持つNEX-5で動き回る被写体を動画モードで”テレ側(レンズは18-55)”で追いかけた場合、ピントが合いにくいことがあって、試作機ではありますがNEX-VG10(レンズは18-200)にも同じような傾向が見られました。 このあたりはコンパクトなハンディカムの方が優れているのでは?と思いましたよ。
見てきたNEX-VG10は試作機でしたので、まだまだそのあたりは完成品でどこまで良くなっているかわからないのですが、動きものを撮りたくての購入の場合実機(完成品)を実際に触られてからの購入が良いかも知れませんね。
NEX-VG10 APS-Cサイズセンサー 私的・まとめ
・向いている被写体:風景・人物・夜景・屋内
・向いていない被写体:ペット・スポーツ(サッカーなど)・子供(運動会等)
向いている、向いていないで分類しましたが、”向いている被写体”に関しては家庭用機では最高のパフォーマンスを発揮しそうです。 風景や人物撮りメインの作品作りをメインとして考えておられる方なら、この”APS-Cセンサー・搭載”と、いうワードだけでNEX-VG10は買いかも!!
それでは、今回はこの辺りで次回に続きます。
このblogでの NEX-VG10 の記事一覧は こちら (NEX-VG10 カテゴリーへリンク)
⇒ ソニー ハンディカム NEX-VG10 の商品・販売情報はこちら!
【NEX-VG10 ソニースタイルで特典多数!注目です!】
⇒ ソニースタイルでの販売情報はこちらから、ご確認ください!
ソニースタイルでは、人気のアクセサリーを集めたクリエイターズパッケージなど本体で同時購入すると、ソニーポイントがたくさんもらえるキャンペーンを実施中! ワイド保証なども充実!!
【NEX-VG10 オフィシャル動画】
私はこれで欲しくなりました・・・注意です!(笑)
このブログ は「ソニーショップ 里内」の ブログ です。
大阪市市営地下鉄・谷町線・都島駅1号出口より徒歩1分 ※駐車場はございません。
「ソニーショップ里内」は大阪の都島にあるソニー製品をメインに扱っている電気屋さんです。ソニースタイルの正規代理店(e-sony shop)でありweb限定モデルも展示しております♪
すごすぎて、言葉ににゃらない。
一般人が持ってるものとは思えない・・・・
by simons (2010-08-20 00:06)
月末に新製品発表があるようですね。
by Silvermac (2010-08-20 06:14)
こういう最新バージョンの機種を買ってみたいですね~ 私はいつも廃番ものばかりです(^^;)
by トータン (2010-08-20 07:32)
たしかに、NEX-5で動画を撮影していて気になるのがピントの速度ですね。先日の長崎でも何度か感じました。あと、ズームリングの回転に伴うぶれ、これは新レンズでは解消されているのかな?
NEX-5ではこれもかなり影響しましたから。
ただ今回の旅行でも、スチルと動画が同じ画質で撮影できるメリットは本当に凄いと感じましたね。
by ローズパイが好きならおう (2010-08-20 07:58)