VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 後編 [SONY VAIO]
薄い軽いのモバイルPC VAIO Xシリーズに、ポケットサイズのモバイルPC VAIO Pシリーズ。
VAIOレビューは、VAIO 大ヒットモバイルPCのこの２台を徹底比較！
今回は後編になります。
⇒VAIO Xシリーズについてはこちらをご覧ください。
⇒VAIO Pシリーズについてはこちらをご覧ください。
前回の徹底比較では・・・
大きさや重さ、画面のこと、さらに操作性に至るまで、この２台を比較しました。
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編
⇒ VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編はこちら！
今回もいろいろな角度からVAIO X と VAIO P を、比較していきたいと思います。
それでは、早速続きをはじめましょう。
両モデルのVAIOを徹底レビューしています！
ご案内 VAIO Xシリーズ 徹底レビュー HTML版
⇒VAIO Xシリーズ 徹底レビュー HTML版はこちら！
VAIO Xシリーズの徹底レビュー公開中！
Xシリーズ担当者から直接聞いたこぼれ話などもあり必見・必読です！
ご案内 VAIO Pシリーズ 徹底レビュー HTML版
⇒VAIO Pシリーズ 徹底レビュー HTML版はこちら！
VAIO Pシリーズも徹底的にレビューしました！
魅力溢れるポケットサイズのノートブックPCを余すところなくレビューしています！
どちらも、ぜひ参考になさってください！
同じCPU、同じような記録装置を持つ VAIO X と VAIO P。 マザーボード等や筐体の違いで、起動や終了などの速度に差はあるのでしょうか？
そんな訳で、次は速度の比較をしていきたいと思います。
本来ならベンチマークテストなどを行って、この手の速度テストを行うと思うのですが、私が行なった方法は「思いっきりアナログ」な方法で「ストップウォッチ計測」によるもの。
ストップウォッチで起動と終了に要した時間を計ることにします。
速度比較用に用意したVAIOのスペックはこちら。
左：VAIO X 右：VAIO P
・OS：Windows 7 Pro
・CPU：Atom Z550
・SSD：256GB
と、両モデルとも、まったく同じ条件のものを用意してみました。 しかし、ここで気をつけていただきたいのはVAIO X と VAIO P のSSDの種類と接続方法の違いです。
・VAIO X の「SSD128GB」と「SSD256GB」はシリアルATA
・VAIO P の「SSDは全ての種類」でパラレルＡＴＡ
そう、VAIO X オーナーメードモデルでSSD128GBもしくはSSD256GBを選択すると、速度アップが期待出来る「シリアルATAのSSD搭載」となるのです。
しかし、Atom Z プロセッサーはシリアルATAには非対応なので、内部基板による変換で1.6倍ものスピードアップにとどまっているのですが・・・
と、言った感じで同じ容量のSSDでも種類や接続方法の違いで、全く同じものではありませんが、今回の比較記事は、その辺りもふまえて確認していただけたらと思います。
VAIO X 起動時間 実測
電源をON 各表示が出る時間を実測 写真右のサイドバーガジェット表示（赤枠）までを計る。
VAIO X 電源ボタンを押してから、各パートまでに要した時間
・VAIOロゴ ７秒
・Windowsを起動しています。（デザインが集合して画面がブラックアウトする直前） ２６秒
・ようこそ表示 ３１秒
・デスクトップ表示（ようこそからデスクトップ表示に変わる瞬間） ４３秒
・サイドバーまでのガジェット表示 ４９秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※サイドバーガジェットのみ変更（Xと同一条件にするため）
※５回ほどの平均値
電源ボタンを押してから起動まで５０秒以内で起動します。
ワイヤレスのネットワーク接続まで１分かかりません。
５回以上計測の中、各パートのタイムのバラツキこそあったのですが、サイドバーガジェット表示でほぼ同じような時間（誤差２秒程度）で起動してくれました。
VAIO P 起動時間 実測
電源をON 各表示が出る時間を実測 写真右のサイドバーガジェット表示（赤枠）までを計る。
VAIO P 電源ボタンを押してから、各パートまでに要した時間
・VAIOロゴ ７秒
・Windowsを起動しています。（デザインが集合して画面がブラックアウトする直前） ２６秒
・ようこそ表示 ３８秒
・デスクトップ表示（ようこそからデスクトップ表示に変わる瞬間） ５８秒
・サイドバーまでのガジェット表示 ６３秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※サイドバーガジェットのみ変更（Xと同一条件にするため）
※５回ほどの平均値
電源ボタンを押してから起動までは１分と少々でした。
ワイヤレスのネットワーク接続まで１分１０～１５秒程度でした。
こちらも、５回以上計測の中、各パートのタイムのバラツキこそあったのですが、サイドバーガジェット表示でほぼ同じような時間（誤差４秒程度）で起動してくれました。
Windowsを起動しています。 までは、ほとんど同じようなスピードで起動してきた VAIO P ですが、途中からVAIO X の加速にはついて行けない・・・・そんな感じでした。
やっぱり、シリアルATA SSDの速度が速い・・・と、いうことなのかも知れませんね。
続いては、終了にかかる時間を計測してみました。
VAIO X 終了時間 実測
シャットダウンし、完全停止までを計る。
VAIO X シャットダウンの指示を出してから完全停止までの時間
・ログオフしていますの表示 １０秒
・完全停止 １５秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※エクセル・IEブラウザ・メモ帳・ペイントブラシなどのソフトをランダムに起動し終了
※５回ほどの平均値
ほとんど１４秒か１５秒で終了することが出来たVAIO X の終了時間ですが、１５秒が５回のうち３回あり、成績は惜しくも（？）１５秒台となりました。
VAIO P 終了時間 実測
シャットダウンし、完全停止までを計る。
VAIO P シャットダウンの指示を出してから完全停止までの時間
・ログオフしていますの表示 ８秒
・完全停止 １４秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※エクセル・IEブラウザ・メモ帳・ペイントブラシなどのソフトをランダムに起動し終了
※５回ほどの平均値
なぜか、VAIO Xよりも速かった終了の時間。 ５回の計測中、最速では１２秒程度で終了することも出来ました。 起動させたソフトウエアの種類にもよるところが多そうです。
最後にスリープモードでも実測してみました。
振動に強いSSD＋モバイルだから使うことも多いと思います。
・VAIO X は 一瞬でスリープ状態に、起動はデスクトップ表示まで２秒。
・VAIO P も 一瞬でスリープ状態に、しかし起動はデスクトップ表示まで４秒。
と、なりました。
スリープモードとは言え、一瞬で出来るところはギリギリまで作業していたい人にはかなり便利に感じるはず。 これから鉄道移動などで、駅到着直前まで触れそうですね。
ここまでのまとめ
・起動に関してはVAIO X の方が速い。 終了はほとんど差がない。
・VAIO X 買うならやっぱり 1.6倍速い SSD128GB・SSD256GBモデル？！
今度はVAIO X と、VAIO P のオーナーメードモデルの価格について比較したいと思います。
まずは、VAIO X オーナーメードモデルから見ていきましょう。
VAIO X オーナーメードシート
※主要部分のみ抜粋しています。
⇒ VAIO X オーナーメードシミュレーションはこちら！
VAIO X オーナーメードモデルは89,800円から購入することが可能です。
※2009年１１月１６日現在
VAIO X のオーナーメードで悩むところは記憶装置であるSSDの容量、そしてCPUの性能アップではないでしょうか？ 先ほども書いたとおり、SSD128GB以上のならシリアルATAで高速化が実現できます。 実際に実測でもご覧頂いたように、結果も出ているので十分に検討材料に入るのではないでしょうか？
つづいて、VAIO P オーナーメードモデルを見ていきましょう。
VAIO P オーナーメードシート
※主要部分のみ抜粋しています。
⇒ VAIO P オーナーメードシミュレーションはこちら！
VAIO P オーナーメードモデルは74,800円から購入することが可能です。
※2009年１１月１６日現在
VAIO X と違い、VAIO P は組み合わせが多岐にわたります、まさにVAIO オーナーメードの醍醐味と言えるのではないでしょうか？
必要なものは自分でチョイスする。まさにそんな感じになっています。
と、今まで２モデルのオーナーメード表を見ていて「価格の基礎知識」がついたと思うのですが、ここからが本題。 価格の比較をしていきたいと思います。
現時点（2009年11月16日）で15,000円の差がついている２つのVAIOですが、ベーススペックを改めてみると、あることに気付きます。
VAIO X ベーススペック 89,800円（2009年11月16日現在）
Atom Z530・SSD64GB・ワイヤレスWAN/あり・Bluetooth/あり・WEBカメラ/あり
VAIO P ベーススペック 74,800円（2009年11月16日現在）
Atom Z530・SSD64GB・ワイヤレスWAN/選択・Bluetooth/選択・WEBカメラ/選択
そう、「ワイヤレスWAN」「Bluetooth」「WEBカメラ」この３つがVAIO X にはあらかじめ搭載されてあり、VAIO P はオーナーメード選択によるものとなっているのです。
これらを追加オーダーしていくと・・・
VAIO P ベーススペック 74,800円
追加 ワイヤレスWAN ＋10,000円
Bluetooth ＋ 3,000円
WEBカメラ ＋2,500円
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
合計 90,300円
と、なってしまいました。
VAIO P はベーススペックの価格が低いので、お安く買えてしまうイメージが強いのですが、VAIO Xと同等機能にすると、実は逆になってしまいます。
どちらかのVAIOを購入するにあたり、最終的に販売価格が購入の意志を決定づけるものではないと思うのですが、参考にしていただけたら・・・と思います。
ここまでのまとめ
・選択肢が多いVAIO P こそ究極のこれ１台がつくれるオーナーメードモデル
・ある程度最初から入っているVAIO X は以外とお買得？！
さぁ、すべての比較が終わりました。
最後は、VAIO X と VAIO P を徹底比較の”まとめ”をしたいと思います。
ここまで多くの比較記事をお読み頂きまして、ありがとうございます。
そして、おつかれさまでした。
比べ出すとそれぞれの違いが結構ありましたので、逆にどっちがいいのか、余計にわかりにくくなってしまった方もおられるのではないでしょうか？
まとめる意味も含めてここからは私の主観で、まとめあげたい思います。
まわりくどくなると、より混乱を誘いそうなので”ズバリ”申し上げます。
VAIO X は、こんな人向き！
外回りの仕事などで、少しでも負担を減らし手軽に持ち運びたい人。
エクセルやワードが普通に出来て、ネット閲覧などが中心で持ち歩きもしたい人。
VAIO P は こんな人向き！
遊びメインで、時々仕事・・・ 常にパソコンを携帯したい人。
パソコンを持ち出すのに「カバンを選ぶ」だなんてことをしたくない人。
横1600ドットワイド液晶に価値を見いだせる人。
短くまとめると、こんな感じだと思います。
うーん・・・上手くまとめられてない気もしますが・・・（汗）
PCとしての仕事はどちらも同じようなことしか出来ないのですが、使用するシチュエーションによって随分「使える度合い」が違ってきそうです。
そう、使用するシチュエーションなどを考えたとき、この２台は”まったく別物”なんですよね。
仕事で使うには画面が小さ過ぎるVAIO P ・・・でも、持ち運ぶにはこれ以上にないサイズですし、高さがないので狭い空間でも、難なく作業をすることが出来ます。
薄くて軽いVAIO X も持ち運びには苦労しませんが、休みなどのショルダーバッグを使いたいとき、高さがある故のカバンの中に収まらなかったり・・・けど、仕事で使うなら必要な画面サイズだったりと・・・
どちらも本当に甲乙がつけがたいのです。
結論としては、ご自身で一番使いたいシーンを想像しながら、今まで紹介した記事の中で気になる部分を読み返してはまれば"最良の選択”と言うことになるのではないでしょうか？
以上、長くなりましたが、VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較をお届けしました。
今回も、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました！
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較は長編のため、記事を分割して書いてます。
最後のまとめ記事に入る前に、改めてご案内しておきます。
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編
⇒ VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編はこちら！
前編 では・・・
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 大きさを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 重さとスタミナを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ ディスプレイを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 操作性を比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 拡張性を比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ ACアダプターを比較しよう！
の構成となっています。 是非、今回の後編と合わせてご覧ください。
もっと、VAIO X と、VAIO P が知りたくなったなら！！
ご案内 VAIO Xシリーズ 徹底レビュー HTML版
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VAIO Xシリーズの徹底レビュー公開中！
Xシリーズ担当者から直接聞いたこぼれ話などもあり必見・必読です！
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⇒VAIO Pシリーズ 徹底レビュー HTML版はこちら！
VAIO Pシリーズも徹底的にレビューしました！
魅力溢れるポケットサイズのノートブックPCを余すところなくレビューしています！
ぜひ参考になさってください！
VAIO X オーナーメードモデルは、89,800円（税込）から購入可能です。※2009年11月現在
⇒ 詳しくはこちらから、ご確認をお願いします。
VAIO X オーナーメードモデルは、74,800円（税込）から購入可能です。※2009年11月現在
⇒ 詳しくはこちらから、ご確認をお願いします。
VAIOレビューは、VAIO 大ヒットモバイルPCのこの２台を徹底比較！
今回は後編になります。
⇒VAIO Xシリーズについてはこちらをご覧ください。
⇒VAIO Pシリーズについてはこちらをご覧ください。
前回の徹底比較では・・・
大きさや重さ、画面のこと、さらに操作性に至るまで、この２台を比較しました。
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編
⇒ VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編はこちら！
今回もいろいろな角度からVAIO X と VAIO P を、比較していきたいと思います。
それでは、早速続きをはじめましょう。
比較レビューの、その前に・・・ 徹底レビューのご案内。
両モデルのVAIOを徹底レビューしています！
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VAIO Xシリーズの徹底レビュー公開中！
Xシリーズ担当者から直接聞いたこぼれ話などもあり必見・必読です！
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⇒VAIO Pシリーズ 徹底レビュー HTML版はこちら！
VAIO Pシリーズも徹底的にレビューしました！
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どちらも、ぜひ参考になさってください！
VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 速度を徹底比較しよう！
同じCPU、同じような記録装置を持つ VAIO X と VAIO P。 マザーボード等や筐体の違いで、起動や終了などの速度に差はあるのでしょうか？
そんな訳で、次は速度の比較をしていきたいと思います。
本来ならベンチマークテストなどを行って、この手の速度テストを行うと思うのですが、私が行なった方法は「思いっきりアナログ」な方法で「ストップウォッチ計測」によるもの。
ストップウォッチで起動と終了に要した時間を計ることにします。
速度比較用に用意したVAIOのスペックはこちら。
左：VAIO X 右：VAIO P
・OS：Windows 7 Pro
・CPU：Atom Z550
・SSD：256GB
と、両モデルとも、まったく同じ条件のものを用意してみました。 しかし、ここで気をつけていただきたいのはVAIO X と VAIO P のSSDの種類と接続方法の違いです。
・VAIO X の「SSD128GB」と「SSD256GB」はシリアルATA
・VAIO P の「SSDは全ての種類」でパラレルＡＴＡ
そう、VAIO X オーナーメードモデルでSSD128GBもしくはSSD256GBを選択すると、速度アップが期待出来る「シリアルATAのSSD搭載」となるのです。
しかし、Atom Z プロセッサーはシリアルATAには非対応なので、内部基板による変換で1.6倍ものスピードアップにとどまっているのですが・・・
と、言った感じで同じ容量のSSDでも種類や接続方法の違いで、全く同じものではありませんが、今回の比較記事は、その辺りもふまえて確認していただけたらと思います。
VAIO X 起動時間 実測
電源をON 各表示が出る時間を実測 写真右のサイドバーガジェット表示（赤枠）までを計る。
VAIO X 電源ボタンを押してから、各パートまでに要した時間
・VAIOロゴ ７秒
・Windowsを起動しています。（デザインが集合して画面がブラックアウトする直前） ２６秒
・ようこそ表示 ３１秒
・デスクトップ表示（ようこそからデスクトップ表示に変わる瞬間） ４３秒
・サイドバーまでのガジェット表示 ４９秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※サイドバーガジェットのみ変更（Xと同一条件にするため）
※５回ほどの平均値
電源ボタンを押してから起動まで５０秒以内で起動します。
ワイヤレスのネットワーク接続まで１分かかりません。
５回以上計測の中、各パートのタイムのバラツキこそあったのですが、サイドバーガジェット表示でほぼ同じような時間（誤差２秒程度）で起動してくれました。
VAIO P 起動時間 実測
電源をON 各表示が出る時間を実測 写真右のサイドバーガジェット表示（赤枠）までを計る。
VAIO P 電源ボタンを押してから、各パートまでに要した時間
・VAIOロゴ ７秒
・Windowsを起動しています。（デザインが集合して画面がブラックアウトする直前） ２６秒
・ようこそ表示 ３８秒
・デスクトップ表示（ようこそからデスクトップ表示に変わる瞬間） ５８秒
・サイドバーまでのガジェット表示 ６３秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※サイドバーガジェットのみ変更（Xと同一条件にするため）
※５回ほどの平均値
電源ボタンを押してから起動までは１分と少々でした。
ワイヤレスのネットワーク接続まで１分１０～１５秒程度でした。
こちらも、５回以上計測の中、各パートのタイムのバラツキこそあったのですが、サイドバーガジェット表示でほぼ同じような時間（誤差４秒程度）で起動してくれました。
Windowsを起動しています。 までは、ほとんど同じようなスピードで起動してきた VAIO P ですが、途中からVAIO X の加速にはついて行けない・・・・そんな感じでした。
やっぱり、シリアルATA SSDの速度が速い・・・と、いうことなのかも知れませんね。
続いては、終了にかかる時間を計測してみました。
VAIO X 終了時間 実測
シャットダウンし、完全停止までを計る。
VAIO X シャットダウンの指示を出してから完全停止までの時間
・ログオフしていますの表示 １０秒
・完全停止 １５秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※エクセル・IEブラウザ・メモ帳・ペイントブラシなどのソフトをランダムに起動し終了
※５回ほどの平均値
ほとんど１４秒か１５秒で終了することが出来たVAIO X の終了時間ですが、１５秒が５回のうち３回あり、成績は惜しくも（？）１５秒台となりました。
VAIO P 終了時間 実測
シャットダウンし、完全停止までを計る。
VAIO P シャットダウンの指示を出してから完全停止までの時間
・ログオフしていますの表示 ８秒
・完全停止 １４秒
※ソフトウエア等は初期出荷時の状態。
※エクセル・IEブラウザ・メモ帳・ペイントブラシなどのソフトをランダムに起動し終了
※５回ほどの平均値
なぜか、VAIO Xよりも速かった終了の時間。 ５回の計測中、最速では１２秒程度で終了することも出来ました。 起動させたソフトウエアの種類にもよるところが多そうです。
最後にスリープモードでも実測してみました。
振動に強いSSD＋モバイルだから使うことも多いと思います。
・VAIO X は 一瞬でスリープ状態に、起動はデスクトップ表示まで２秒。
・VAIO P も 一瞬でスリープ状態に、しかし起動はデスクトップ表示まで４秒。
と、なりました。
スリープモードとは言え、一瞬で出来るところはギリギリまで作業していたい人にはかなり便利に感じるはず。 これから鉄道移動などで、駅到着直前まで触れそうですね。
ここまでのまとめ
・起動に関してはVAIO X の方が速い。 終了はほとんど差がない。
・VAIO X 買うならやっぱり 1.6倍速い SSD128GB・SSD256GBモデル？！
VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 価格を徹底比較しよう！
今度はVAIO X と、VAIO P のオーナーメードモデルの価格について比較したいと思います。
まずは、VAIO X オーナーメードモデルから見ていきましょう。
VAIO X オーナーメードシート
※主要部分のみ抜粋しています。
⇒ VAIO X オーナーメードシミュレーションはこちら！
VAIO X オーナーメードモデルは89,800円から購入することが可能です。
※2009年１１月１６日現在
VAIO X のオーナーメードで悩むところは記憶装置であるSSDの容量、そしてCPUの性能アップではないでしょうか？ 先ほども書いたとおり、SSD128GB以上のならシリアルATAで高速化が実現できます。 実際に実測でもご覧頂いたように、結果も出ているので十分に検討材料に入るのではないでしょうか？
つづいて、VAIO P オーナーメードモデルを見ていきましょう。
VAIO P オーナーメードシート
※主要部分のみ抜粋しています。
⇒ VAIO P オーナーメードシミュレーションはこちら！
VAIO P オーナーメードモデルは74,800円から購入することが可能です。
※2009年１１月１６日現在
VAIO X と違い、VAIO P は組み合わせが多岐にわたります、まさにVAIO オーナーメードの醍醐味と言えるのではないでしょうか？
必要なものは自分でチョイスする。まさにそんな感じになっています。
と、今まで２モデルのオーナーメード表を見ていて「価格の基礎知識」がついたと思うのですが、ここからが本題。 価格の比較をしていきたいと思います。
現時点（2009年11月16日）で15,000円の差がついている２つのVAIOですが、ベーススペックを改めてみると、あることに気付きます。
VAIO X ベーススペック 89,800円（2009年11月16日現在）
Atom Z530・SSD64GB・ワイヤレスWAN/あり・Bluetooth/あり・WEBカメラ/あり
VAIO P ベーススペック 74,800円（2009年11月16日現在）
Atom Z530・SSD64GB・ワイヤレスWAN/選択・Bluetooth/選択・WEBカメラ/選択
そう、「ワイヤレスWAN」「Bluetooth」「WEBカメラ」この３つがVAIO X にはあらかじめ搭載されてあり、VAIO P はオーナーメード選択によるものとなっているのです。
これらを追加オーダーしていくと・・・
VAIO P ベーススペック 74,800円
追加 ワイヤレスWAN ＋10,000円
Bluetooth ＋ 3,000円
WEBカメラ ＋2,500円
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
合計 90,300円
と、なってしまいました。
VAIO P はベーススペックの価格が低いので、お安く買えてしまうイメージが強いのですが、VAIO Xと同等機能にすると、実は逆になってしまいます。
どちらかのVAIOを購入するにあたり、最終的に販売価格が購入の意志を決定づけるものではないと思うのですが、参考にしていただけたら・・・と思います。
ここまでのまとめ
・選択肢が多いVAIO P こそ究極のこれ１台がつくれるオーナーメードモデル
・ある程度最初から入っているVAIO X は以外とお買得？！
さぁ、すべての比較が終わりました。
最後は、VAIO X と VAIO P を徹底比較の”まとめ”をしたいと思います。
VAIO X と VAIO P を徹底比較！まとめ
ここまで多くの比較記事をお読み頂きまして、ありがとうございます。
そして、おつかれさまでした。
比べ出すとそれぞれの違いが結構ありましたので、逆にどっちがいいのか、余計にわかりにくくなってしまった方もおられるのではないでしょうか？
まとめる意味も含めてここからは私の主観で、まとめあげたい思います。
まわりくどくなると、より混乱を誘いそうなので”ズバリ”申し上げます。
VAIO X は、こんな人向き！
外回りの仕事などで、少しでも負担を減らし手軽に持ち運びたい人。
エクセルやワードが普通に出来て、ネット閲覧などが中心で持ち歩きもしたい人。
VAIO P は こんな人向き！
遊びメインで、時々仕事・・・ 常にパソコンを携帯したい人。
パソコンを持ち出すのに「カバンを選ぶ」だなんてことをしたくない人。
横1600ドットワイド液晶に価値を見いだせる人。
短くまとめると、こんな感じだと思います。
うーん・・・上手くまとめられてない気もしますが・・・（汗）
PCとしての仕事はどちらも同じようなことしか出来ないのですが、使用するシチュエーションによって随分「使える度合い」が違ってきそうです。
そう、使用するシチュエーションなどを考えたとき、この２台は”まったく別物”なんですよね。
仕事で使うには画面が小さ過ぎるVAIO P ・・・でも、持ち運ぶにはこれ以上にないサイズですし、高さがないので狭い空間でも、難なく作業をすることが出来ます。
薄くて軽いVAIO X も持ち運びには苦労しませんが、休みなどのショルダーバッグを使いたいとき、高さがある故のカバンの中に収まらなかったり・・・けど、仕事で使うなら必要な画面サイズだったりと・・・
どちらも本当に甲乙がつけがたいのです。
結論としては、ご自身で一番使いたいシーンを想像しながら、今まで紹介した記事の中で気になる部分を読み返してはまれば"最良の選択”と言うことになるのではないでしょうか？
以上、長くなりましたが、VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較をお届けしました。
今回も、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました！
お知らせ VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較は前後編です。
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較は長編のため、記事を分割して書いてます。
最後のまとめ記事に入る前に、改めてご案内しておきます。
VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編
⇒ VAIOレビュー VAIO X と VAIO P 徹底比較 前編はこちら！
前編 では・・・
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 大きさを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 重さとスタミナを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ ディスプレイを比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 操作性を比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ 拡張性を比較しよう！
・VAIO X と VAIO P を徹底比較！ ACアダプターを比較しよう！
の構成となっています。 是非、今回の後編と合わせてご覧ください。
VAIO X ＆ VAIO P 徹底レビューのご案内。
もっと、VAIO X と、VAIO P が知りたくなったなら！！
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ぜひ参考になさってください！
VAIO Xシリーズ オーナーメードモデルは、ソニースタイルで好評発売中！
VAIO X オーナーメードモデルは、89,800円（税込）から購入可能です。※2009年11月現在
⇒ 詳しくはこちらから、ご確認をお願いします。
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VAIO X オーナーメードモデルは、74,800円（税込）から購入可能です。※2009年11月現在
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当blogを読んで頂きレビュー記事が「役に立った」とか「参考になった」等ありましたら、何卒ご協力をお願い致します。
詳細なレビューご苦労様でした。正直、思ったほど起動・終了の差が無かったのが意外でした。もっとXとPだと、Pの方が断然遅い物だとばかり思っていましたから。これもWindows７の恩恵なのでしょうかね。
今どちらかを購入するとなれば、やっぱり迷うだろうなぁ。う～ん・・・
（ー’`ー；） ウーン （ー’`ー；） ウーン
by 響希 (2009-11-16 20:13)
VAIOを買いたい人は、是非読むべきですね。
by SilverMac (2009-11-16 21:23)
もう時代は、ＳＳＤですかね？
by simons (2009-11-16 23:52)
2回のレビューを拝見させていただき、完全プライベートPCなのでyasさんのアドバイス通り"P"に傾いてきました。
今日も量販店でメモ帳を立ち上げて両機を比較してきましたが、使っているうちに両方のキーボードに慣れてしまいました（笑）
立ち上がりなどは"X"にアドバンテージがありそうですが、やはり"P"に決定です。
by schnitzer (2009-11-17 01:29)
参考にするほどのノーミソがありません。（＾＾；
by たいへー (2009-11-17 10:51)
響希さん こんにちわ♪
ありがとうございます。
さすがと言うか、同じような構成を持つ２つのVAIOなので差はあまり出ませんでした。 それよりもWindows7になってPも軽快になった感があって、Vistaユーザーとしてはうらやましい限りです。
私のPちゃんは現状満足の行くモノですが、やっぱりOSを買って・・・と考えてしまいます。 今、XとP両方持っているから言えることなのですが、両方あったら当然の如く便利です（＾－＾；
by yas (2009-11-17 18:59)
SilverMacさん こんにちわ♪
ありがとうございます。
この２つどちらかを買いたい方には是非読んで貰いたいです。
書いている私が言うのもナニですが、良くできているかと（＾－＾；
by yas (2009-11-17 18:59)
simonsさん こんにちわ♪
こと、持ち歩きに関してはSSDでしょうね。
安心感たっぷりです。
HDDのVAIOノートもたまに持ち出すのですが、SSDに慣れるとちょっと恐いですね。
起動も速いですし・・・（＾－＾）
by yas (2009-11-17 18:59)
schnitzerさん こんにちわ♪
決して押しつけではないのですが schnitzerさんなら、
やっぱりVAIO Pが良いでしょうね。
軽くてコンパクトなので機材の邪魔になりませんし、
出先でちょっとした情報収集にも便利です。
USBのカードアダプタを購入すれば外でも写真の編集出来ますしね。
キーボード慣れましたか？？
ペチペチ系でenterが小さいので慣れが必要なのですが、
まさか量販店で慣れるとは・・・恐るべし！！です（＾0＾；
あ、そうそう！
PのWWAN搭載モデルのキャンペーン始まりましたね！
by yas (2009-11-17 19:00)
たいへーさん こんにちわ♪
たぶん、興味がないと全くつまらない記事かも知れません（＾－＾；
コメントをいただけるだけでも感謝です！！
by yas (2009-11-17 19:01)
わかさん
コジコジさん
メイジさん
ローズパイが好きならおうさん
nice！ありがとうございます！
by yas (2009-11-17 19:01)
丁寧にありがとうございます。
量販店でカスタマイズの表示が何もなかったので
おやっ?!とは思いましたが。
やはり買うなら専門店ですね。
by sonic (2009-11-20 00:42)
sonicさん こんにちわ♪
いえいえとんでもありません！
こちらこそお返事が遅れてしまい申し訳ありません。
量販店と専門店、両方うまいこと使い分けていただけたら・・・
と、思います♪
WEBでのご注文の際は、是非右のソニースタイルバナー（黄色）
から入って頂けたら幸いですｍ（＿＿）ｍ
by yas (2009-11-23 12:44)