世界遺産である「五箇山合掌造り」。
そこには観光的な要素もあり、生活感もあり・・・そして、懐かしさ。までもが詰まっていました。
・このエントリーは、以前公開しました「店員の夏休み」のスピンオフ的なエントリーです。
・NEX-7+数本レンズで撮影したものばかりを集めてみました。レンズ性能の参考になさってください。
・また、店員の夏休みでは非掲載だった写真も掲載しています。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 ※画像には一部処理がかかっています。)
今回は、NEX-7とEマウントレンズを数本用意。
それらをカメラバッグに詰め込んで撮影をしてきました。
五箇山には2カ所、世界遺産登録の合掌造りの集落があります。
まずは、東海北陸道・五箇山ICから近いところにある「菅沼合掌造り」から巡ってみましょう。
最初に装着したレンズは、いまだ手に入りにくいカールツアイスの単焦点 SEL24F18Z。
NEXに装着すると36mmとスナップ写真にピッタリな画角で撮影することが出来ます。
その昔、フィルム時代のカメラと言えば35mmが標準と言われたもの。
だから、構図も決まりやすいんですよね。
駐車場近くから俯瞰撮影した写真がこちら。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
歩道から眼下に集落を眺めることが出来るのですが、35mm程度だとこんな感じ。
よく50mm相当が人の見た目に近いとは言うのですが、全てがそうではないと思います。
人間の目って都合良く見てしまうもので、
今回のこのような場合では、35mm辺りが記憶に近い印象を受けました。
それにしてもこのレンズとNEX-7の組み合わせは、ものスゴイ描写力を持っています。
解像度の高さにはビックリ。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
蓮池があって遠くに合掌造りの建物がある風景。
幼少の時にみたことがあるような・・・
町育ちの私にとって、実際には見たことすらもないのですが、そんなキモチにさせてくれます。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
グッと近づいて下から撮影すると、合掌造りそのものが見えてきました。
ホワイトバランスを日陰モードにして、暖かみも加えてみました。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
縦位置で撮影しても、構図が収まりやすいです。
今度は違うレンズを使ってみることにします。
SEL55210と言って、手振れ補正が強力な望遠ズームレンズを装着しました。
望遠ズームレンズは「抜き」で撮りたいときに重宝するレンズです。
NEX-7 + SEL55210 (原寸はこちら・表示 )
お花越しの合掌造り。
こう言った写真が撮れる魅力が望遠ズームレンズにはあります。
観光客の方も、まばらで穏やかなシーンを撮ることが出来ました。
NEX-7 + SEL55210 (原寸はこちら・表示 )
蓑(みの)が吊されている風景。
NEX-7 + SEL55210 (原寸はこちら・表示 )
小さいながらも存在感がある、赤とんぼ。
さすがにAFで狙って撮影出来るものではないので、置きピンにしてパチリ。
こう言った写真が撮れるのも望遠ズームレンズの面白いところですね。
面白い写真と言えば・・・・
NEX-7 + SEL16F28 +フィッシュアイ (原寸はこちら・表示 )
フィッシュアイコンバーターの撮影も面白いです。
丸い写真を撮ることが出来る他、その風景全体を切り取る事が出来ます。
コンパクトなので、オプションとして持っておくと何かと便利ですし、
ワンポイントのアクセントとしても使えますよ。
こんな感じで菅沼合掌造り集落での撮影散歩は終了です。
こじんまりとした場所でしたが、被写体は豊富。
交換レンズが数本あれば、いろんな角度から文化を学びつつ、撮影を楽しめるでしょう。
さて、ここからは移動して、相倉合掌造り集落を目指します。
相倉合掌造り集落は、菅沼合掌造り集落と比べると広くお宿もたくさんある。
そんな場所でした。
ここでは、便利なズームレンズの SEL18200LEと、
やはりこういうシーンでは、大活躍のSEL24F18Zのお手軽2本体制で写真散歩をしてみました。
NEX-7 + SEL18200LE (原寸はこちら・表示 )
SEL18200LEは広角側が27mm望遠側が300mmと、
このレンズ1本あれば、ほとんどの被写体をカバー出来る便利なズームレンズです。
合掌造り集落に行かれたことある方ならご存じだと思うのですが、
合掌造りの中では普通に日常生活をされています。
そういうこともあって、BSアンテナなどの近代的なものが目に付きます。
写真って、そういうものが映り込むと案外目立つんですよね。
極力そういうものは排除し、日本の原風景を撮影したい。と、いう方にはこのレンズオススメです。
NEX-7 + SEL18200LE (原寸はこちら・表示 )
この見事な合掌造りですが、実は右下にBSアンテナがあったりします。
そういった場合は立ち位置とズームで上手に切り抜いてしまいましょう。
さて、2カ所の合掌造り集落を撮影してきて、夏の暑さもありで、ちょっと疲れてきました。
ここで少し休憩、涼を取ることにします。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
可愛らしいメロンかき氷を頂きました。
器ごとキンキンに冷えていたので、体をクールダウンすることが出来ました。
ちなみにレンズはSEL24F18Z。
テーブルフォトにもこのレンズは向いていますね。
涼んでいると、そろそそ陽も傾いてきました・・・お店を後にします。
NEX-7 + SEL18200LE (原寸はこちら・表示 )
またまたSEL18200LEに付け替え、今度は望遠側にしてお花を手前に背景をぼかして撮影してみました。
便利ズームレンズって、ボケ描写がイマイチなイメージを受けます。
しかし、これくらい表現出来たら良いですよね。
NEX-7 + SEL18200LE (原寸はこちら・表示 )
山間の集落ということもあって、陽が沈むのも早いです。
ひぐらしが、一生懸命鳴いていました。
NEX-7 + SEL24F18Z (原寸はこちら・表示 )
撮影に行ったのは8月12日だったのですが、早咲きのコスモスが一輪だけ咲いていました。
以上、NEX-7で撮る!「世界遺産・五箇山 合掌造り」でした。
今回訪れたのは8月、夏真っ盛りな時期。
しかし、四季を問わず訪れたくなる、そんな素敵な場所でした。
あなたも、NEXとお気に入りのレンズを持って、訪れてみてはいかがでしょうか?
ここからは、今回私が持って行ったレンズを紹介したいと思います。
まずは、今回の記事の中心的なレンズ、SEL24F18Zから。
ソニー Eマウント単焦点レンズ SEL24F18Z |
| NEXユーザー待望の ツアイスレンズが発売! 24mmの単焦点レンズはスナップ撮影に最適。
販売価格:93,555円(税込) ※送料無料・3年間のワイド保証サービス付き
|
こちらは発売以降、ずっと品不足に悩まされいまだに解消されていないレンズ。
今回の記事で使用したレンズは、お店の展示品なのですが、
購入出来るようになれば(お客様から渡すが原則)、個人的にも手に入れたいレンズです。
NEX-7とは色のバランスもマッチしており、
スナップや風景はもちろん、思っている以上に「寄れる」レンズですので、ブツ撮りも出来ます。
少々高価なレンズですが、購入して損はないはずです。
つづいては、こちらも良いレンズです。
SEL55210を紹介しましょう。
ソニー Eマウントズームレンズ SEL55210 |
| スリムかつ軽量なEマウント専用光学約3.8倍の望遠ズームレンズ・SEL55210
販売価格:35,280円(税込) ※送料無料・3年間のワイド保証サービス付き
|
望遠端が210mm・・・つまりNEXに装着すると、315mmもの望遠撮影が可能。
今発売されているNEX用レンズの中でもっとも望遠が効くレンズです。
手振れ補正も強力ですし、価格を考えると写りも決して悪くありません。
標準ズームレンズと言われているSEL1855と組み合わせると、2本で18-210mmを
カバーすることも可能で、発売以来高い人気を誇っています。
SEL16F28は、パンケーキと呼ばれるスナップ撮影に便利な薄型の単焦点レンズです。
ソニー Eマウント単焦点レンズ SEL16F28 |
| 薄型レンズ・スナップなどの幅広いシーンで活躍。 各コンバーターを使うためのレンズ。
販売価格:25,200円(税込) ※送料無料 3年間のワイド保証サービス付き
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このレンズを単体で使うシーンは、今回なかったのですが、実はこのレンズ。
別のコンバーターレンズを装着して使うことが出来るゲタ的なレンズなのです。
コンバーターレンズを装着してもコンパクトなのが特長で、
私なんて、ずーっとフィッシュアイコンバーターをずっと付け放しにしています。
ソニー フィッシュアイコンバーター・VCL-ECF1 |
| E16mm F2.8に装着するだけで10mmの対角線魚眼レンズと同等の写真を撮影可能です。
販売価格:14,175円(税込) ※送料無料
|
ちなみに、フィッシュアイコンバーター VCL-ECF1はNEXに装着すると、
15mmもの超ワイドな世界を写すことが出来ます。
旅先でアクセントになるような写真を撮るなら、
このフィッシュアイコンバーターは相当オススメですよ。
最後に紹介するのが、このレンズ SEL18200LE。
ソニー Eマウントズームレンズ SEL18200LE |
| ワイドから望遠までこれ1本でカバーする、便利なズームレンズ。コンパクト設計で旅に嬉しい!
販売価格:74,800円(税込) ※送料無料・3年間のワイド保証サービス付き
|
このレンズは18-200mmもの幅広いズーム域を1本でカバーしてくれます。
レンズ交換せずに、カメラに付けっぱなし。
それで高画質を求める方、または旅行などで荷物を減らしたい方にもオススメです。
以上となりましたが、作例と共にぜひ参考になさってください。
なお、今回紹介した全てのレンズに「3年間のワイド保証※」が付いてきます。
※フィッシュアイコンバーター VCL-ECF1は対象外です。
ワイド保証の凄いところは、落下などの事故にも対応してくれるところ。
通常のメーカー保証にプラスした保証が魅力です。
外で使用する機会の多いレンズなだけに、当店ではソニーストアでの購入をオススメしています。
詳しくはリンク先もご覧ください。
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かき氷もこのくらいのサイズが良いですね。
多過ぎると頭がカッキィ~ンとなってしまいますから。
いつもながら参考になる記事をありがとうございます!
by schnitzer (2012-09-09 21:19)
先般「カメラエラー」出て、修理に出しました。
基盤2枚交換でした。
by Silvermac (2012-09-10 06:21)
schnitzerさん こんにちわ♪
このくらいの方が本当に良いです。
過去に梅田の地下喫茶で、フツーのを食べたらお腹を壊しちゃいました。
どうやら内から外から冷却されてしまったようで(^0^;
参考にして頂けたらコレ幸いです。
ちなみに最近の撮りテツ、NEX-7がメインになってきました。
やっぱり軽いのが良いですね、ガチな写真を撮らなくなってきた。
と、いうのも一つにはあるのですが・・・
by yas (2012-09-10 11:59)
Silvermacさん こんにちわ♪
機種は7でしょうか?
このカメラに関しては、ほとんど故障を聞いたこないので残念でしたね(><)
by yas (2012-09-10 12:00)
次はフィッシュアイコンバーターか、はたまたEマウントズームレンズ SEL18200LEか。悩むだけでも楽しいです(^^;)
by ドラもん (2012-09-10 14:53)
ドラもんさん こんにちわ♪
次はどのレンズをチョイスしようか・・・
結構それが楽しいんですよね。
コンパクトでは味わえない楽しみとも言えます。
とも、同時に・・・それをレンズ沼って言うんですよねぇ~(^-^;
2本の中から選ぶとしたら、オススメはフィッシュアイかも。
楽しいですよ~
by yas (2012-09-10 19:22)
日陰モードにすると色味が大分変わりますね。
そんなに混んでなくて居心地よさそうな集落です♪
行ってみたい(*^_^*)
by たあきよ (2012-09-10 21:20)
たあきよさん こんにちわ♪
ホワイトバランスって出来上がりを左右するので案外重要ですよ。
晴れた日に日陰モードにすると、印象的な感じになりますし、
曇天モードにすると、レトロな感じに。
電球モードにするとクールな感じになったります
人の入りですが、白川郷みたく観光地化されてないので、まったりとは楽しめますよ。
カメラをもっていくとより楽しさアップは間違いありませんが(^-^)
by yas (2012-09-11 11:56)
かき氷と屋根が似ています。
by simons (2012-09-12 00:54)
simonsさん こんにちわ♪
なるほど・・・詩人だ!!
by yas (2012-09-12 09:59)
私のNEX-7。。。グリップのとこ、ゴムがめくれてきました。使い込んだ感じとは違ったイメージです。両面テープが悲しい・・・。
by ashitame (2012-09-18 17:09)
ashitameさん こんにちわ♪
え~そんなことあるんですね!!
私のは・・・至ってフツーです。
期間的にもまだ修理保証で治せないでしょうか?
ソニーストアとかでしたら3年保証なので、まだ焦ることもないとは思いますが・・・
by yas (2012-09-18 17:19)