α55 を使いこなそう!RAW現像 編 [デジタル一眼カメラ(α・アルファ)]
α55(α33)の”使いこなし”レビューをお届けします。
今回は付属のソフトウエアを使ってRAW現像をしてみましょう。というお話。
RAW?RAW現像って何?!
と、おっしゃられる方もおられるのではないでしょうか?!
難しい話は抜きにして、カンタンに言えばRAW現像とは、究極の”色いじり”。
α55(α33)に、せっかく付いているのだから使わないとソンソン!
では、さっそくトライしてみましょう。
こんな写真を用意しました。
α55 + SAL35F18 JPEG(撮って出し)
とある、ローカル線での1枚です。 この日、外は風が冷たくとても寒かったのですが、列車内に入ると横からの陽射し、そして良く効いた暖房があって、とっても暖かかった。
この写真は当時のイメージどおりだったので、このまんまで当然良いのですが・・・
「実は夕焼けの中を列車は走っていた、イメージが全く違う。」なんてことならどうでしょう?!
光線具合から何から何まで、無理矢理なところはあります。
実際にそうだったということにしてください!!
事実と違うのですがRAW現像で「冬の午後3時くらいの日が傾いた情景の中」を走っている。
と、いう事にして再現してみることにしました。
α55 + SAL35F18 RAW→JPEG
見てわかるとおり色が違いますね。
夕焼けのオレンジ色と、ちょっと影が濃くて冬の夕方のさみしい?そんな雰囲気を出しているのではないでしょうか?!
JPEGでもオレンジ色だけを強調するなら、あまり問題はないでしょう。 しかし、暗くなってきた全体的な雰囲気、そして触れたら冷たそうな窓枠の描写、実際3箇所ほどいじったのですが、JPEGならいじってしまえばしまうほど、写真が破綻してしまいます。
でも、RAWデータなら無理のない範囲ならいじり倒してもOK。
しかも、「パラメーターごと」にリセットで出来るので自由自在に色を調整可能なのです。
さて、撮影時RAW記録する場合、α55(α33)で設定が必要となります。
メニューから、静止画:画質の項目をこのようにセットすればOKです。
RAWデータの設定を変更するソフトウエア(RAW現像ソフトと言います)は、α55(α33)の付属品として箱の中に入っています。
α55(α33)をお持ちなら、もう既に入れておられるかも知れませんが、PCにディスクをセットし、ソフトウエアをインストールすればOKです。
RAW+JPEG両記録の撮影後は写真フォルダの中に2つの同じ画像が表示。
マウスオーバーすると、データが細かく表示されるほうがRAWデータ、片方はJPEGデータとなっています。 「ARW」という拡張子がついたほうがRAWです。
ソフトウエアの使い方はヘルプ等を見ながら進めていくしかないのですが、上の写真の通り”適用前””適用後”や各パラメータなど、視覚的にわかりやすくなっています。
RAWデータはどれだけいじっても元に戻せますので、どんどんさわって慣れてしまいましょう。 そのうちに自然とどうすれば良いのか、わかっていくと思います。
ちなみに、今回の写真は上のような設定をしました。
ポイントは、ホワイトバランスの”日陰”。 この日陰を選ぶとオレンジ色が強くなります。 紅葉撮影の時などにも有効で、オレンジや赤などが、とても鮮やかになり”記憶色に近い”色で撮れますよ。
次に明るさ(露出補正)を -1.0に設定して全体的に暗くしました。(もともとが+0.3でしたが) 全体をアンダーにすることで、銀色の窓縁が鈍く光り、ホワイトバランスをいじったことによるオレンジも強調され、より演出的になりました。
最後は輪郭をハッキリさせたくて、シャープネスをかけ終了。
で、出来上がった写真が編集後の写真と言うわけです。
どうですか?!簡単そうでしょう?
今回はRAW現像について書いてみました。
α55を持っていても、RAWのことについてまったく知らなかったり、知っているけど使ったことがなかったりすることがあると思います。
デジタルカメラは機材さえ買ってしまえば、後は撮るだけなので使い切らないと勿体ない!と、私は思います。 RAW撮影・RAW現像をまだ試されてない。とかでしたら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?!
⇒ カメラ・写真好き店員、カメラ入門者向けの徹底レビューが出来ました!
ブログで掲載したものをまとめた内容になっています。ぜひご覧ください!
ホームページ版ではレンズのレビューも紹介しています。
・α55 レビュー 鉄道を撮る![動画あり]
・単焦点レンズ 85mmF2.8 SAM (SAL85F28)実写レビュー
・単焦点レンズ DT 50mm F1.8 SAM (SAL50F18) 実写レビュー
・α55、α33レビュー記事まとめ
・α55、α33、NEX-3、NEX-5 大幅値下げ!!
今回は付属のソフトウエアを使ってRAW現像をしてみましょう。というお話。
RAW?RAW現像って何?!
と、おっしゃられる方もおられるのではないでしょうか?!
難しい話は抜きにして、カンタンに言えばRAW現像とは、究極の”色いじり”。
α55(α33)に、せっかく付いているのだから使わないとソンソン!
では、さっそくトライしてみましょう。
α55 を使いこなそう!RAW現像 編
こんな写真を用意しました。
α55 + SAL35F18 JPEG(撮って出し)
とある、ローカル線での1枚です。 この日、外は風が冷たくとても寒かったのですが、列車内に入ると横からの陽射し、そして良く効いた暖房があって、とっても暖かかった。
この写真は当時のイメージどおりだったので、このまんまで当然良いのですが・・・
「実は夕焼けの中を列車は走っていた、イメージが全く違う。」なんてことならどうでしょう?!
光線具合から何から何まで、無理矢理なところはあります。
実際にそうだったということにしてください!!
事実と違うのですがRAW現像で「冬の午後3時くらいの日が傾いた情景の中」を走っている。
と、いう事にして再現してみることにしました。
α55 + SAL35F18 RAW→JPEG
見てわかるとおり色が違いますね。
夕焼けのオレンジ色と、ちょっと影が濃くて冬の夕方のさみしい?そんな雰囲気を出しているのではないでしょうか?!
JPEGでもオレンジ色だけを強調するなら、あまり問題はないでしょう。 しかし、暗くなってきた全体的な雰囲気、そして触れたら冷たそうな窓枠の描写、実際3箇所ほどいじったのですが、JPEGならいじってしまえばしまうほど、写真が破綻してしまいます。
でも、RAWデータなら無理のない範囲ならいじり倒してもOK。
しかも、「パラメーターごと」にリセットで出来るので自由自在に色を調整可能なのです。
さて、撮影時RAW記録する場合、α55(α33)で設定が必要となります。
メニューから、静止画:画質の項目をこのようにセットすればOKです。
RAWデータの設定を変更するソフトウエア(RAW現像ソフトと言います)は、α55(α33)の付属品として箱の中に入っています。
α55(α33)をお持ちなら、もう既に入れておられるかも知れませんが、PCにディスクをセットし、ソフトウエアをインストールすればOKです。
RAW+JPEG両記録の撮影後は写真フォルダの中に2つの同じ画像が表示。
マウスオーバーすると、データが細かく表示されるほうがRAWデータ、片方はJPEGデータとなっています。 「ARW」という拡張子がついたほうがRAWです。
ソフトウエアの使い方はヘルプ等を見ながら進めていくしかないのですが、上の写真の通り”適用前””適用後”や各パラメータなど、視覚的にわかりやすくなっています。
RAWデータはどれだけいじっても元に戻せますので、どんどんさわって慣れてしまいましょう。 そのうちに自然とどうすれば良いのか、わかっていくと思います。
ちなみに、今回の写真は上のような設定をしました。
ポイントは、ホワイトバランスの”日陰”。 この日陰を選ぶとオレンジ色が強くなります。 紅葉撮影の時などにも有効で、オレンジや赤などが、とても鮮やかになり”記憶色に近い”色で撮れますよ。
次に明るさ(露出補正)を -1.0に設定して全体的に暗くしました。(もともとが+0.3でしたが) 全体をアンダーにすることで、銀色の窓縁が鈍く光り、ホワイトバランスをいじったことによるオレンジも強調され、より演出的になりました。
最後は輪郭をハッキリさせたくて、シャープネスをかけ終了。
で、出来上がった写真が編集後の写真と言うわけです。
どうですか?!簡単そうでしょう?
今回はRAW現像について書いてみました。
α55を持っていても、RAWのことについてまったく知らなかったり、知っているけど使ったことがなかったりすることがあると思います。
デジタルカメラは機材さえ買ってしまえば、後は撮るだけなので使い切らないと勿体ない!と、私は思います。 RAW撮影・RAW現像をまだ試されてない。とかでしたら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?!
α55、α33徹底レビュー
⇒ カメラ・写真好き店員、カメラ入門者向けの徹底レビューが出来ました!
ブログで掲載したものをまとめた内容になっています。ぜひご覧ください!
ホームページ版ではレンズのレビューも紹介しています。
・α55 レビュー 鉄道を撮る![動画あり]
・単焦点レンズ 85mmF2.8 SAM (SAL85F28)実写レビュー
・単焦点レンズ DT 50mm F1.8 SAM (SAL50F18) 実写レビュー
・α55、α33レビュー記事まとめ
・α55、α33、NEX-3、NEX-5 大幅値下げ!!
いじる事は大好きです。
何を・・・と言われても困りますが。^^;
by たいへー (2010-12-27 20:46)
RAW現像、興味はあるのですが、いまだ手を出しておりません。
面白そうなのですが…
by schnitzer (2010-12-27 22:26)
最近はImage Data Converter SRとPhotoshop CS5で
いじりまくっています(*^_^*)
by メイジ (2010-12-28 05:06)
α700はsRAWがブログ向きですね。
by Silvermac (2010-12-28 08:03)
いまだRAWがよくわかってないです(^-^;A
by simons (2010-12-28 21:21)
たいへーさん こんにちわ♪
なにをいじるんでしょうか?!
あ!オーディオの配線ですね・・・そう、絶対そうに決まっているっ!
by yas (2010-12-29 09:32)
schnitzerさん こんにちわ♪
最近のデジタルカメラは優秀で、
光線の具合で変な色味で撮ってしまうなんてこと殆どありません。
それでも、設定を間違えた時などはRAWで救われること多いですよ。
せっかくの5D&VAIO RなのでRAWで撮ることを強くオススメします!
by yas (2010-12-29 09:34)
メイジさん こんにちわ♪
メイジさんは、現像楽しそうにされてますよね~
CS5は憧れます・・・(^-^)
by yas (2010-12-29 09:38)
Silvermacさん こんにちわ♪
そうなんですか?!
試したことないのでやってみます!!
by yas (2010-12-29 09:38)
simonsさん こんにちわ♪
撮ったままのもの → RAW
撮ったモノをカメラ内で加工したもの → JPEG
食べ物で例えるなら・・・
加工されたものをさらに味付けすると、
時に美味しく時に不味くなりますよね。
でも、RAWは加工前なので、作り手に腕次第ですが
すごく美味しくすることも可能なのです。
しかも加工前なので、何度でも味付けの変更は可能。
・・・とかで、ご理解頂けたでしょうか?!
by yas (2010-12-29 09:42)