α55 α33 発表!そして 体験レビュー! [デジタル一眼カメラ(α・アルファ)]
デジタル一眼業界に新しい風が吹いた!?
ソニー デジタル一眼カメラ α55 ・ α33 2つのNew αの登場です!!
⇒ デジタル一眼カメラ NEW α の詳細はこちら!! 販売価格 74,800円より。
今度のニューα は連写に、フルHDに、フリーアングル。 そしてコンパクト!!
「撮る」・「録る」の、理想系とも言えるデジタル一眼カメラかも・・・
デザインは一眼らしいスタイルのままですが、中身がもの凄いことになっています!!
新しく発表された α33 と α55 の位置づけはデジタル一眼入門者から扱えるエントリー機。 コンセプトそのままにボディはとってもコンパクト。 でも、中身がすごいことになっています!!
新しく採用したペリクルミラー方式(反射ミラーがない)により、α55に関しては秒10コマの連続撮影を可能にしました。 ミラーがないので”レフ”もなし。デジタル一眼カメラです。
しかも、AF(位相差検出)が使えるフルHD動画記録や、本体内には水準器を採用。 α55 は有効画素数1620万画素で、ISO感度は拡張でなんと25600まで使えるようになっています。
AFが速くて、連射も出来る。
フルHD動画撮影が出来て、暗いところでの撮影にも強い。
こんな、エントリー機見たことありません!!
本体はとてもコンパクト!重さもα55で441g、α33では433gしかありません。 ここまで小さくなれば毎日でも持ち歩けるかも知れませんね。
左:NEW α 右:Kiss x4
大きさはEOS Kiss X4と比べてもかなり小さくなっています。
これは、最強のエントリー機が来たかも!?
ペリクルミラー方式なので、光学ファインダーがなくなりました!
昔からカメラをされている方にとっては、NEW αの様々な新機能のなかでも、思わずそこに目が行くのではないでしょうか?!
光学ファインダーがなくなり、そのかわりEVF(電子ファインダー)を採用。背面の液晶モニターと、EVFはボタンひとつで切り替え可能です。(覗けば自動でも切り替わります)
さて注目のEVFですが、背面モニターとまったく同じような画面が表示出来きますので、これは「操作性という意味」で光学ファインダー搭載機よりも、コンパクトデジタルカメラからのステップされる方なら、かえって違和感がないかも。と、思いました。
そう、様々な情報を表現出来るEVFはメリットも大きくて、エントリーモデルならありでしょう。
写真:ファインダーの出っ張りがEVFらしい・・・のかな?!
小さいファインダー内でも最近の技術であれば、高精細なモニターが搭載可能になっていますし、実際に覗いてみたところ、電子ファインダーならではの粒子の粗さもそれほど気になりませんでした。
ライブビューならではの”絞り具合(背景などのボケ量の確認)”も見てとれますし、ホワイトバランスの色味もリアルタイムでわかります。 撮影後の画像もEVFで確認可能ですから、屋外でも撮影した画像の確認が十分に出来そうですね。
注)絞りの確認はプレビューボタンを押すことで確認できます。
それらに加え視野率100%で撮影出来るところもポイントではないでしょうか?! 背面モニターでもEVFでも撮りたい構図そのままで撮影できるメリットは、とっても大きいと思います。
カメラ事情に詳しい方ならお解りになると思うのですが、お金のかかるファインダー部分。 ですので、中途半端な仕様にするよりも、EVFという考え方は良いのではないでしょうか?!
α55 なら1秒間に10コマ連続撮影が出来るようになりました!
今までのエントリー機であれば秒3~4コマが精一杯だったのですが、反射ミラーがなくなり機械的にパタパタ動作がなくなったことから”最高”秒10コマの撮影が可能です。
※α55 のみ最高秒10コマの連写。 α33は最高秒7コマの連写
秒10コマと言えば、ハイスペックなプロ機しか出来なかった領域のもの。 実際のところ少し制約はあるのですが、このクラスでのメリットは大いにあったりします。
10コマモードにして、シャッターボタンを押してみます。
タタタタタ・・・・
音質はタタ系。
反射ミラーのついている秒10コマ撮れるカメラの音質(チャチャ・・系)とは明らかに違う感じ。
ミラーレス一眼って連写音こんな感じなんだぁ~と改めて思ってしまいました。
これが、連写撮影の様子です。
サイバーショットの1部のカメラでは秒10コマを実現しているので、それを例にして秒10コマとはどれほど撮れるものなのか? サンプル的な写真を用意しましたので、それを見てください。
私は好きで鉄道写真を撮りにいくのですが、鉄道写真にはどうしても連写が必要な撮影シーンがあったりします。
橋を渡るシーンなんて高速連写がないと車両を抜け切れません。 こういうシチュエーションの場合今までなら1発勝負が基本だったのですが・・・
注) 下の写真は、秒10コマの撮影が出来る別のカメラで撮影した写真です。(DSC-HX1)
連射1枚目・2枚目・・・失敗
連射3枚目・・・やや成功!
連射4枚目・5枚目・・・失敗
連射6枚目・7枚目・・・失敗
連射8枚目・9枚目・・・失敗
連射10枚目・・・成功!!ベストショット!!!
こんな感じで1秒間に成功した写真は、なんと1枚だけ。
・・・でも”1枚だけ”でも成功しています。
今までなら、1発勝負のような撮影地でも、連写能力が高いと安心して撮影できますね。
もし、数ヶ月に1度しか走らない、とても貴重な列車なら、このような場所は避けて撮影するところですが、秒10コマ撮影が出来るなら積極的に撮影出来るかも知れませんね。
ちなみに、秒10コマ連写ですが、シャッターボタンを押し続ける限り10コマ・20コマ・・・と連続して撮影することが出来ます。
実際に調べてみたのですが、JPEGモード(16M)では28コマ連続撮影出来、その後断続的に記録可能。 RAW+JPEGモードでは18コマ連続撮影が出来、その後断続的に記録が可能でした。 共にその後はバッファからメモリーへ書き出しならがらの連続撮影となっていました。
注)このモードは、連続撮影を優先するため、「コンティニュアスAF(AF-C)」時に絞りはF3.5、開放絞りがF3.5以上のレンズでは開放値に制御されます。
新しいαの凄いところは、フルHD動画撮影が本気で使えるところ。
ポイントは3つ。
・AF方式がTTL位相差検出方式
・フォーカスポイントを指定
・絞り優先(Aモード)設定
この中でも、注目は位相差方式のAFを採用したところ。
今までのデジタル一眼動画の定番はコントラストAFといって、ピントをあわせるとき前後に映像が動いしまうことがありました。 とくに被写体の位置によっては一度完全にぼやけてから、ピントを合わせるなんてことも多く、録画もそんまま記録されてしまいます。
それが位相差方式のAFなら、とってもスムーズにピントをあわせてくれます。
操作性も考えられており、いつでも動画記録をどうぞ!と言わんばかりの動画ボタン配置も、撮りたい瞬間を逃さず、便利なのではないでしょうか?!
ただし、ハンディカムのように動画記録に特化している訳ではありませんので、動きもの(スポーツや動物など)には苦手なような気がします。
大きなセンサーなので被写体深度の関係もあったりで、現在発売されているNEXなどの動画性能をみると同じようなものかと推測されますので・・・
お子さんを追いかけるように撮影するよりは、じっくり撮影する作品作りに向いていそうです。 むしろ、その方向の用途が多いような気がしますが果たして・・・
注)動画記録は連続で29分まで、手ブレ補正機能を使用するとα55では9分、α33では11分の撮影ののち10分程度、あるいはそれ以上のクールダウンが必要です。
さて、本体にステレオマイクを搭載しているのですが、アクセサリーも充実していて、別売りのズームマイクにも対応しています。 なんともいえないデザインですねぇ。
もちろん、全てのAマウントレンズにAF対応しています。 α55 、α33 は、持っているレンズ資産を動画に活かせるカメラであるとも言えるのではないでしょうか?!
中の仕様ばかり目を奪われそうなのですが、注目するところは他にもあります。 今度の NEW α55・α33 には、バリアングルチルトモニターを採用です!・・・って、長い名称ですね。
このモニターの採用で自分撮りもでき、フリーアングルでの縦撮影も可能になります。
中でも私の注目は縦位置撮影。 ギミックにより、今までのαにはなかった縦位置でのローアングル・ハイアングルが撮影可能。 これは新しい撮影シーンが生まれるかも知れませんね!
横位置で妥協していた”超”ローアングル撮影も、これからは縦位置で撮影できますね!
ちなみにこの背面のディスプレイですが、16:9 3型ワイド 92万ドットのものを採用。 申し分ないスペックで、液晶の明るさ自動調節機能や、屋外晴天モードなども搭載。
本体内に水準器も搭載していて・・・・
ご覧のようにまるで、飛行機のコクピットように表現されます。これがとっても便利!
特に便利だな~と、感じたものは動いているものを撮影しているとき。
動いてるものってどうしても頑張って被写体を追い続けるあまり、あとで写真を見直してみれば水平がメチャメチャになっていた・・・なんて良くある話です。
それが水準器表示をオンにして撮影すると無意識のうちに、水平を意識して撮れるようになるんです。 これホント優れもの。 もちろん、背面モニターでもEVFでも縦位置でも表示可能です。
背面モニターの話に戻りますが・・・
背面モニターを使わないときや、EVFだけで撮影したいときはこのように裏返せばモニターオフになります。
初期設定ではこの状態でEVFを覗き込む動作をすると、自動的にEVFに映像が映し出され、目を離すとEVFの映像が消える省電力設定になっています。
これらの動作も機敏に反応するので、私は結構感動しましたよ。
機能先行で肝心の操作性を落としてしまう・・・なんてことが過去にもあったと思うのですが、α33・α55にはそんな本末転倒なところはなさそうです。
よく使う機能など、考えられて配置されていると思いました。
私的にうれしいと思ったのが、AELボタンの復活。 先のエントリー機では消えていたこのボタンですが、やっぱりあると便利です。 それとISOやWBの変更もすぐに出来るところも良い感じですね。
秒10コマモードも、モードダイヤルに用意。
何を選べばどの機能が使えるとかも、実にわかりやすいですね!!
α55を使って撮影したものをいくつか紹介したいと思います。
DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
DT 55-200mm F4-5.6 SAM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
Vario-Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
100mm F2.8 Macro
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
70-300mm F4.5-5.6 G SSM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
これら以外にも作例は別ページに掲載しました。
ぜひ、参考になさってください!
⇒α55 レビュー 実写・作例
ここからは、α33とα55の違いについてお伝えします。
ちなみに外見は、型番などの刻印以外は共通となっています。
α55
有効画素数 : 1620万画素
連写能力 : 秒/10コマ
GPS : あり
重さ : 441g
ソニースタイル販売価格 ※2010年8月24日現在
ボディのみ:89,800円
標準ズームレンズキット SAL/1855:94,800円
Wズームレンズキット SAL/1855+SAL55200:114,800円
⇒ ソニースタイルでの確認はこちら!
α33
有効画素数 : 1420万画素
連写能力 : 秒/7コマ
GPS : なし
重さ : 433g
ソニースタイル販売価格 ※2010年8月24日現在
ボディのみ:74,800円
標準ズームレンズキット SAL/1855 :79,800円
Wズームレンズキット SAL/1855+SAL55200 :99,800円
⇒ ソニースタイルでの確認はこちら!
ソニースタイルでの販売価格差は15,000円。 連写能力、有効画素数、そして撮影後に楽しくなるGPS搭載のα55の方が人気モデルになるのではないでしょうか?
レンズセットについてくるレンズはα55・33ともに同じものになっています。
先ほどの作例を見ていただいてわかるとおり、2本のレンズがあれば撮れる対象が増えてとても楽しくなります。 大きさもそれほどないので、このセットで撮影旅行なんて言うのも良いのではないでしょうか?!
ちなみに標準ズームレンズキットのレンズですが、ボディのみとの差額が5,000円。
「昔のレンズ資産があるから標準ズームレンズは要らない。」なんておっしゃるかも知れませんが、設計がデジタル時代のものなので5,000円以上の価値はあると思いますよ。
※販売価格は2010年9月14日現在のものです。
最新の販売情報はリンク先でご確認ください。
⇒α55・33 現在の販売情報・納期等の確認はこちら!
発表されたばかりのα33とα55ですが、ソニースタイルでは先行予約の受付がすでに始まっています。 ここからはソニースタイルでの購入を検討してみては?と、いう提案のお話です。
一見、メーカー直販サイトでの購入は”お高い”イメージがありますが、発売開始直後は、実はそうでもありません。 ワイド保証などの安心感も含めると、案外オトク感もあったりします。
以前にソニースタイルでVAIOなどを購入されたことが、ある人ならさらにチャンス。
お手持ちのソニーIDに”割引クーポン”などお持ちではないでしょうか?!
⇒ クーポンの確認をする。
ソニースタイルの利用数にもよるのですが、10%OFF~15%OFFなどのクーポンを、もしかすると持っているかも知れません。 当然ですが、その%分は販売価格から割引きになります。
また、ソニーカードで決済をすると、購入価格から”3%”もお安く購入できます。
10%OFFクーポン + 3%OFF これに、ソニースタイルなら3年ワイド保証+購入特典。
こうやって計算していくと案外お得なんですよ、ソニースタイルって。
購入後はポイントの進呈もありますしね。
ぜひ、この機会にご利用ください。
あっ!まずはクーポンの確認をしてくださいね!!
※ビッグニュースです!!
2010年10月29日(金)15:00まで購入の場合、5年ワイド保証が無償提供されます!
落下などに事故にも対応し、通常であれば11,000円相当が無料に!お見逃しなく!!!
NEW α55 、α33 いかがでしたでしょうか?! この記事ないで紹介しきれなかったところはまだまだたくさんあるのですが、注目の新機能を中心にレビューをお届けしました。
サイバーショットで人気の機能、スイングパノラマに、手持ち夜景モードなども用意。 α550やNEXで大好評のオートHDRも搭載。
これでエントリー機?!みたいな凄いことになっている α55 とα33 。
この秋”大注目のデジタル一眼カメラ”になることは間違いなさそうですね!!
⇒ カメラ・写真好き店員、カメラ入門者向けの徹底レビューが出来ました!
ブログで掲載したものをまとめた内容になっています。ぜひご覧ください!
ホームページ版ではレンズのレビューも紹介しています。
⇒α55 α33 発表!そして 体験レビュー!
⇒α55 レビュー 鉄道を撮る!
⇒α55 レビュー 実写・作例
⇒α55 レビュー 拡大表示機能で正確なピント合わせ!
⇒α55 レビュー うわさの高速AFを試す!
⇒α55 を、持ってロケに行っています。
⇒α55 レビュー 高速連写を試してみる!
⇒α55 来たっ!これは最強エントリー機かも!?
【期間限定!5年ワイド保証!】
⇒詳細はこちら!
落下などによる故障にも対応するワイド保証。
それがなんと、どどん!と5年の長期間!!期間限定なので、お急ぎください!!
【下取りサービス実施中!】
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今お持ちのカメラから買い換えたい!! そんな方に朗報です。
買い換えのチャンス!!
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あなたは旅に出るカメラマン?それとも家の中で撮るカメラマン?
そんなカメラマンにお得なポイント還元パックが登場です!
ソニー デジタル一眼カメラ α55 ・ α33 2つのNew αの登場です!!
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今度のニューα は連写に、フルHDに、フリーアングル。 そしてコンパクト!!
「撮る」・「録る」の、理想系とも言えるデジタル一眼カメラかも・・・
デザインは一眼らしいスタイルのままですが、中身がもの凄いことになっています!!
ソニーはエントリー機と呼ぶけれど、仕様はスゴイ!
新しく発表された α33 と α55 の位置づけはデジタル一眼入門者から扱えるエントリー機。 コンセプトそのままにボディはとってもコンパクト。 でも、中身がすごいことになっています!!
新しく採用したペリクルミラー方式(反射ミラーがない)により、α55に関しては秒10コマの連続撮影を可能にしました。 ミラーがないので”レフ”もなし。デジタル一眼カメラです。
しかも、AF(位相差検出)が使えるフルHD動画記録や、本体内には水準器を採用。 α55 は有効画素数1620万画素で、ISO感度は拡張でなんと25600まで使えるようになっています。
AFが速くて、連射も出来る。
フルHD動画撮影が出来て、暗いところでの撮影にも強い。
こんな、エントリー機見たことありません!!
本体はとてもコンパクト!重さもα55で441g、α33では433gしかありません。 ここまで小さくなれば毎日でも持ち歩けるかも知れませんね。
左:NEW α 右:Kiss x4
大きさはEOS Kiss X4と比べてもかなり小さくなっています。
これは、最強のエントリー機が来たかも!?
光学ファンダーが消えた!? 視野率100%のライブビュー撮影
ペリクルミラー方式なので、光学ファインダーがなくなりました!
昔からカメラをされている方にとっては、NEW αの様々な新機能のなかでも、思わずそこに目が行くのではないでしょうか?!
光学ファインダーがなくなり、そのかわりEVF(電子ファインダー)を採用。背面の液晶モニターと、EVFはボタンひとつで切り替え可能です。(覗けば自動でも切り替わります)
さて注目のEVFですが、背面モニターとまったく同じような画面が表示出来きますので、これは「操作性という意味」で光学ファインダー搭載機よりも、コンパクトデジタルカメラからのステップされる方なら、かえって違和感がないかも。と、思いました。
そう、様々な情報を表現出来るEVFはメリットも大きくて、エントリーモデルならありでしょう。
写真:ファインダーの出っ張りがEVFらしい・・・のかな?!
小さいファインダー内でも最近の技術であれば、高精細なモニターが搭載可能になっていますし、実際に覗いてみたところ、電子ファインダーならではの粒子の粗さもそれほど気になりませんでした。
ライブビューならではの”絞り具合(背景などのボケ量の確認)”も見てとれますし、ホワイトバランスの色味もリアルタイムでわかります。 撮影後の画像もEVFで確認可能ですから、屋外でも撮影した画像の確認が十分に出来そうですね。
注)絞りの確認はプレビューボタンを押すことで確認できます。
それらに加え視野率100%で撮影出来るところもポイントではないでしょうか?! 背面モニターでもEVFでも撮りたい構図そのままで撮影できるメリットは、とっても大きいと思います。
カメラ事情に詳しい方ならお解りになると思うのですが、お金のかかるファインダー部分。 ですので、中途半端な仕様にするよりも、EVFという考え方は良いのではないでしょうか?!
α55 なら秒10コマの連写が出来る!!
α55 なら1秒間に10コマ連続撮影が出来るようになりました!
今までのエントリー機であれば秒3~4コマが精一杯だったのですが、反射ミラーがなくなり機械的にパタパタ動作がなくなったことから”最高”秒10コマの撮影が可能です。
※α55 のみ最高秒10コマの連写。 α33は最高秒7コマの連写
秒10コマと言えば、ハイスペックなプロ機しか出来なかった領域のもの。 実際のところ少し制約はあるのですが、このクラスでのメリットは大いにあったりします。
10コマモードにして、シャッターボタンを押してみます。
タタタタタ・・・・
音質はタタ系。
反射ミラーのついている秒10コマ撮れるカメラの音質(チャチャ・・系)とは明らかに違う感じ。
ミラーレス一眼って連写音こんな感じなんだぁ~と改めて思ってしまいました。
これが、連写撮影の様子です。
サイバーショットの1部のカメラでは秒10コマを実現しているので、それを例にして秒10コマとはどれほど撮れるものなのか? サンプル的な写真を用意しましたので、それを見てください。
私は好きで鉄道写真を撮りにいくのですが、鉄道写真にはどうしても連写が必要な撮影シーンがあったりします。
橋を渡るシーンなんて高速連写がないと車両を抜け切れません。 こういうシチュエーションの場合今までなら1発勝負が基本だったのですが・・・
注) 下の写真は、秒10コマの撮影が出来る別のカメラで撮影した写真です。(DSC-HX1)
連射1枚目・2枚目・・・失敗
連射3枚目・・・やや成功!
連射4枚目・5枚目・・・失敗
連射6枚目・7枚目・・・失敗
連射8枚目・9枚目・・・失敗
連射10枚目・・・成功!!ベストショット!!!
こんな感じで1秒間に成功した写真は、なんと1枚だけ。
・・・でも”1枚だけ”でも成功しています。
今までなら、1発勝負のような撮影地でも、連写能力が高いと安心して撮影できますね。
もし、数ヶ月に1度しか走らない、とても貴重な列車なら、このような場所は避けて撮影するところですが、秒10コマ撮影が出来るなら積極的に撮影出来るかも知れませんね。
ちなみに、秒10コマ連写ですが、シャッターボタンを押し続ける限り10コマ・20コマ・・・と連続して撮影することが出来ます。
実際に調べてみたのですが、JPEGモード(16M)では28コマ連続撮影出来、その後断続的に記録可能。 RAW+JPEGモードでは18コマ連続撮影が出来、その後断続的に記録が可能でした。 共にその後はバッファからメモリーへ書き出しならがらの連続撮影となっていました。
注)このモードは、連続撮影を優先するため、「コンティニュアスAF(AF-C)」時に絞りはF3.5、開放絞りがF3.5以上のレンズでは開放値に制御されます。
本気が伺えるフルHD動画記録
新しいαの凄いところは、フルHD動画撮影が本気で使えるところ。
ポイントは3つ。
・AF方式がTTL位相差検出方式
・フォーカスポイントを指定
・絞り優先(Aモード)設定
この中でも、注目は位相差方式のAFを採用したところ。
今までのデジタル一眼動画の定番はコントラストAFといって、ピントをあわせるとき前後に映像が動いしまうことがありました。 とくに被写体の位置によっては一度完全にぼやけてから、ピントを合わせるなんてことも多く、録画もそんまま記録されてしまいます。
それが位相差方式のAFなら、とってもスムーズにピントをあわせてくれます。
操作性も考えられており、いつでも動画記録をどうぞ!と言わんばかりの動画ボタン配置も、撮りたい瞬間を逃さず、便利なのではないでしょうか?!
ただし、ハンディカムのように動画記録に特化している訳ではありませんので、動きもの(スポーツや動物など)には苦手なような気がします。
大きなセンサーなので被写体深度の関係もあったりで、現在発売されているNEXなどの動画性能をみると同じようなものかと推測されますので・・・
お子さんを追いかけるように撮影するよりは、じっくり撮影する作品作りに向いていそうです。 むしろ、その方向の用途が多いような気がしますが果たして・・・
注)動画記録は連続で29分まで、手ブレ補正機能を使用するとα55では9分、α33では11分の撮影ののち10分程度、あるいはそれ以上のクールダウンが必要です。
さて、本体にステレオマイクを搭載しているのですが、アクセサリーも充実していて、別売りのズームマイクにも対応しています。 なんともいえないデザインですねぇ。
もちろん、全てのAマウントレンズにAF対応しています。 α55 、α33 は、持っているレンズ資産を動画に活かせるカメラであるとも言えるのではないでしょうか?!
バリアングルチルトモニターの採用で自分撮りも可能に!
中の仕様ばかり目を奪われそうなのですが、注目するところは他にもあります。 今度の NEW α55・α33 には、バリアングルチルトモニターを採用です!・・・って、長い名称ですね。
このモニターの採用で自分撮りもでき、フリーアングルでの縦撮影も可能になります。
中でも私の注目は縦位置撮影。 ギミックにより、今までのαにはなかった縦位置でのローアングル・ハイアングルが撮影可能。 これは新しい撮影シーンが生まれるかも知れませんね!
横位置で妥協していた”超”ローアングル撮影も、これからは縦位置で撮影できますね!
ちなみにこの背面のディスプレイですが、16:9 3型ワイド 92万ドットのものを採用。 申し分ないスペックで、液晶の明るさ自動調節機能や、屋外晴天モードなども搭載。
本体内に水準器も搭載していて・・・・
ご覧のようにまるで、飛行機のコクピットように表現されます。これがとっても便利!
特に便利だな~と、感じたものは動いているものを撮影しているとき。
動いてるものってどうしても頑張って被写体を追い続けるあまり、あとで写真を見直してみれば水平がメチャメチャになっていた・・・なんて良くある話です。
それが水準器表示をオンにして撮影すると無意識のうちに、水平を意識して撮れるようになるんです。 これホント優れもの。 もちろん、背面モニターでもEVFでも縦位置でも表示可能です。
背面モニターの話に戻りますが・・・
背面モニターを使わないときや、EVFだけで撮影したいときはこのように裏返せばモニターオフになります。
初期設定ではこの状態でEVFを覗き込む動作をすると、自動的にEVFに映像が映し出され、目を離すとEVFの映像が消える省電力設定になっています。
これらの動作も機敏に反応するので、私は結構感動しましたよ。
注目の機能も充実。操作性も考慮されたボタン類
機能先行で肝心の操作性を落としてしまう・・・なんてことが過去にもあったと思うのですが、α33・α55にはそんな本末転倒なところはなさそうです。
よく使う機能など、考えられて配置されていると思いました。
私的にうれしいと思ったのが、AELボタンの復活。 先のエントリー機では消えていたこのボタンですが、やっぱりあると便利です。 それとISOやWBの変更もすぐに出来るところも良い感じですね。
秒10コマモードも、モードダイヤルに用意。
何を選べばどの機能が使えるとかも、実にわかりやすいですね!!
α55 作例
α55を使って撮影したものをいくつか紹介したいと思います。
DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
DT 55-200mm F4-5.6 SAM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
Vario-Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
100mm F2.8 Macro
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
70-300mm F4.5-5.6 G SSM
⇒ 使用したレンズの詳細はこちら!!
⇒ 等倍写真はこちらをクリック!
これら以外にも作例は別ページに掲載しました。
ぜひ、参考になさってください!
⇒α55 レビュー 実写・作例
α33とα55の違い
ここからは、α33とα55の違いについてお伝えします。
ちなみに外見は、型番などの刻印以外は共通となっています。
α55
有効画素数 : 1620万画素
連写能力 : 秒/10コマ
GPS : あり
重さ : 441g
ソニースタイル販売価格 ※2010年8月24日現在
ボディのみ:89,800円
標準ズームレンズキット SAL/1855:94,800円
Wズームレンズキット SAL/1855+SAL55200:114,800円
⇒ ソニースタイルでの確認はこちら!
α33
有効画素数 : 1420万画素
連写能力 : 秒/7コマ
GPS : なし
重さ : 433g
ソニースタイル販売価格 ※2010年8月24日現在
ボディのみ:74,800円
標準ズームレンズキット SAL/1855 :79,800円
Wズームレンズキット SAL/1855+SAL55200 :99,800円
⇒ ソニースタイルでの確認はこちら!
ソニースタイルでの販売価格差は15,000円。 連写能力、有効画素数、そして撮影後に楽しくなるGPS搭載のα55の方が人気モデルになるのではないでしょうか?
レンズセットについてくるレンズはα55・33ともに同じものになっています。
先ほどの作例を見ていただいてわかるとおり、2本のレンズがあれば撮れる対象が増えてとても楽しくなります。 大きさもそれほどないので、このセットで撮影旅行なんて言うのも良いのではないでしょうか?!
ちなみに標準ズームレンズキットのレンズですが、ボディのみとの差額が5,000円。
「昔のレンズ資産があるから標準ズームレンズは要らない。」なんておっしゃるかも知れませんが、設計がデジタル時代のものなので5,000円以上の価値はあると思いますよ。
※販売価格は2010年9月14日現在のものです。
最新の販売情報はリンク先でご確認ください。
⇒α55・33 現在の販売情報・納期等の確認はこちら!
ソニースタイルでの購入をオススメしています!
発表されたばかりのα33とα55ですが、ソニースタイルでは先行予約の受付がすでに始まっています。 ここからはソニースタイルでの購入を検討してみては?と、いう提案のお話です。
一見、メーカー直販サイトでの購入は”お高い”イメージがありますが、発売開始直後は、実はそうでもありません。 ワイド保証などの安心感も含めると、案外オトク感もあったりします。
以前にソニースタイルでVAIOなどを購入されたことが、ある人ならさらにチャンス。
お手持ちのソニーIDに”割引クーポン”などお持ちではないでしょうか?!
⇒ クーポンの確認をする。
ソニースタイルの利用数にもよるのですが、10%OFF~15%OFFなどのクーポンを、もしかすると持っているかも知れません。 当然ですが、その%分は販売価格から割引きになります。
また、ソニーカードで決済をすると、購入価格から”3%”もお安く購入できます。
10%OFFクーポン + 3%OFF これに、ソニースタイルなら3年ワイド保証+購入特典。
こうやって計算していくと案外お得なんですよ、ソニースタイルって。
購入後はポイントの進呈もありますしね。
ぜひ、この機会にご利用ください。
あっ!まずはクーポンの確認をしてくださいね!!
※ビッグニュースです!!
2010年10月29日(金)15:00まで購入の場合、5年ワイド保証が無償提供されます!
落下などに事故にも対応し、通常であれば11,000円相当が無料に!お見逃しなく!!!
NEW α55 、α33 まとめ
NEW α55 、α33 いかがでしたでしょうか?! この記事ないで紹介しきれなかったところはまだまだたくさんあるのですが、注目の新機能を中心にレビューをお届けしました。
デジタル一眼カメラ α55 ・α33 | |
撮ることに喜びを感じられるカメラ登場! 販売価格: 74,800円 から(税込) ※送料:無料 (価格は2010年8月現在です。) |
サイバーショットで人気の機能、スイングパノラマに、手持ち夜景モードなども用意。 α550やNEXで大好評のオートHDRも搭載。
これでエントリー機?!みたいな凄いことになっている α55 とα33 。
この秋”大注目のデジタル一眼カメラ”になることは間違いなさそうですね!!
α55、α33徹底レビュー
⇒ カメラ・写真好き店員、カメラ入門者向けの徹底レビューが出来ました!
ブログで掲載したものをまとめた内容になっています。ぜひご覧ください!
ホームページ版ではレンズのレビューも紹介しています。
α55、α33関連記事
⇒α55 α33 発表!そして 体験レビュー!
⇒α55 レビュー 鉄道を撮る!
⇒α55 レビュー 実写・作例
⇒α55 レビュー 拡大表示機能で正確なピント合わせ!
⇒α55 レビュー うわさの高速AFを試す!
⇒α55 を、持ってロケに行っています。
⇒α55 レビュー 高速連写を試してみる!
⇒α55 来たっ!これは最強エントリー機かも!?
α55・α33 リンク
【期間限定!5年ワイド保証!】
⇒詳細はこちら!
落下などによる故障にも対応するワイド保証。
それがなんと、どどん!と5年の長期間!!期間限定なので、お急ぎください!!
【下取りサービス実施中!】
⇒詳細はこちら!
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blog: ソニーな、お店が大阪にあった! 最新記事5件
タグ:α55
発表されましたね~☆
0が取れちゃったよ~!!
反射ミラー、光学式ファインダーがなくなったから?(笑)
秒/10コマが惹かれます~(o^-^o)
by ナーリー (2010-08-24 19:43)
どうも久し振りです。
この新型αいいですね~!(^0^)
まさにエントリーとは思えない高性能!
特に「スピード」という機能には80%惹かれちゃいました!
長い間検討し続けてきたα550ゲット出来ずまま来ちゃいましたか…。
また検討し直すか…?( ̄▽ ̄;)
by カズフミ (2010-08-24 20:54)
発表されましたね。
光学式ファインダーがなくなり、ミラーの駆動が無くなったため、秒間10コマを達成したのでしょうか。
こうなってくると、別に1眼の形にこだわる必要がない気がします。
by tks_naka (2010-08-24 21:01)
上のボアボアは集音マイクですか?
もうカメラは、静止画と動画は一台の時代ですな~
by simons (2010-08-24 21:22)
あれ?EOS Kissがありますね。
ひょっとしてyasさんの私物ですか?
by schnitzer (2010-08-24 23:31)
このモデルに胸キュンしましたΣ(゚Д゚)いいなー
by ブラザーボブかきもと (2010-08-25 00:47)
目に毒目に毒。
まだ壊れてないし・・・^^;
by たいへー (2010-08-25 07:55)
エントリー機、気になります(^^)
by ドラもん (2010-08-25 08:34)
560,580も期待して待っています。
by Silvermac (2010-08-25 09:48)
α330を購入して1年、ここまで進化するとは(@_@)
水平出すのが苦手な自分は水準器がGOOD!
EVFはぜひ一度実物を見てみたいと思います。
数寄屋橋に行ってこようかなあ~
by メイジ (2010-08-25 11:36)
ナーリーさん こんにちわ♪
発表されましたね!!
この連写能力は私も惹かれました~
型番もDSLRからSTLになりましたし、
なんだか新しい一歩を踏み出した感がありますね!
by yas (2010-08-26 17:24)
カズフミさん こんにちわ♪
こちらこそお久しぶりです♪
新型αは魅力的ですよ~
550よりも進化しているところが多いので狙いでしょう!!
でも、80%っていったい(^-^;
by yas (2010-08-26 17:24)
simonsさん こんにちわ♪
そうです。マイクなんです。
動画は撮影時間の制約29分の壁があったりするのですが、
長時間記録を必要としないのであれば十分ですよね!
by yas (2010-08-26 17:24)
schnitzerさん こんにちわ♪
はい~Kissですよねぇ~
いったい誰が・・・
あ、私ではありませんよ~
ニコンのでっかいカメラを持っていてもアレですし・・・
誰が用意したのを撮ったのでしょうねぇ(^-^;
by yas (2010-08-26 17:25)
ブラザーボブかきもとさん こんにちわ♪
ここまで割り切ってデジタル化するとかえって魅力ですよね。
旅カメラとしても最強かも!!です。
by yas (2010-08-26 17:25)
たいへーさん こんにちわ♪
少し、色が違いますからね・・・
そっちはそっちで、こっちはこっちみたいなものです。
おひとついかがですか!?
by yas (2010-08-26 17:26)
ドラもんさん こんにちわ♪
ハッキリ言って、これはエントリー機ではないでしょうね。
ものすごい可能性と性能を秘めています!
by yas (2010-08-26 17:27)
Silvermacさん こんにちわ♪
必然的な流れですよね・・・
中級機来い!って感じですが、どうなんでしょうね!?
by yas (2010-08-26 17:28)
メイジさん こんにちわ♪
すごい進歩ですよね。
こっそりコツコツ作っていたのでしょう?
N社ユーザーの私も惹かれまくりです!!
実物触れるなら触ったほうが良いですよね!!
by yas (2010-08-26 17:28)
EVFが輝度差の激しいところで使えるか、また流し撮りでの追従性は?などが気になります。特に輝度差のチェックはお店でなかなか出来ないけれど鉄の現場では必要不可欠なものだと思いますので。
by mincer* (2010-08-31 11:25)
mincer* さん こんにちわ♪
いろいろ話題のEVFですが、
実際に使ってみないとわからないところ多いですよね。
私も屋内でしか使ったことがなく、どれだけやれるのか?
正直わからないところだらけです。
輝度差の表現はさすがに光学ファインダーには適わないとは
思うのですが、そこそこいけるやん!だったら、すごいかも・・・です。
今日、実機を触れるのでいろいろチェックしてまたレビューします。
by yas (2010-09-01 14:21)