ソニー α550(DSLR-A550) 実写レビュー Part.1 [デジタル一眼カメラ(α・アルファ)]
ソニーデジタル一眼レフカメラ の新モデル α550 のレビューをお届けしたい思います。
α550レビューですが、書きたいことが多くて長くなってしまいました。
全2編で内容濃くお届けしていきますので、興味があるかたは是非お読みください。
⇒α550の現在の販売状況・納期・キャンペーンなどはこちらから確認頂けます。
クイックAFライブビューにチルト可動式モニターを搭載。 今では、すっかりおなじみになったα(アルファ)の機能ですが、今度のα550はそのおなじみの機能に加え、人の目に近い撮影を可能にする「オートHDR(ハイダナミックレンジ)」などの新機能も搭載。 見た目以上に中身が進化したモデルとなっていました。
それでは、早速レビューしていきましょう。
α550の主な仕様・特長
・有効画素数:1420万画素 CMOSセンサー
・質量:約599g(ボディのみ)
・マルチアングル(可動式)92万ドット3.0型液晶モニター搭載
・ライブビュー・光学ファインダーをワンタッチ切り替え出来るクイックAFライブビュー機能
・人の目に近い撮影を可能にするオートHDR(ハイダナミックレンジ)機能
・最高約7コマ/秒(使用条件によります)の連射性能
・大きく見やすい光学ファインダー(視野率95%・倍率0.8倍)を搭載
・SDカード、メモリースティックDuoのデュアルスロットを搭載
・アンチダスト機能/AEロックボタン/HDMI端子など装備
販売価格は2009年11月現在、94,800円(ソニースタイル:ボディのみ)となっています。
⇒α550の現在の販売状況・納期・キャンペーンなどはこちらから確認頂けます。
α550の位置づけとしては、α380の上位モデル。
α230から始まるエントリークラスの最上位機種に相当します。
αのエントリークラス ラインナップ
α230 1,020万画素
α330 1,020万画素 ライブビュー2.7型23万ドット
α380 1,420万画素 ライブビュー2.7型23万ドット
α550 1,420万画素 ライブビュー3.0型92万ドット
もちろん、α230~α380までのシリーズとはセンサーも違うし、新機能も盛りだくさんなので単純比較は出来ないのですが、目安としてはこんな感じです。 機能的にはα700をしのぐものがありますが、耐性などを考えるとエントリーモデルの域は出ないでしょう。
購買層予測としては、α旧モデルからの買い換えや、マルチアングル液晶+クイックAFライブビューに魅力を感じた方そして、初めての一眼レフで良いものを。などが考えられます。
それではα550 の外観からチェックしていきたいと思います。
写真はα550標準ズームレンズセットのレンズDT18-55mm(SAL1855)とα550の組み合わせ、「これから始める人」にはもってこいのレンズセットと言えるでしょう。 今回はこのレンズを装着して外観のチェックをしていきたいと思います。
初めてα550を見たときの感想を正直に書きますと、外装はプラスチッキー、実にチープな印象を受けました。 本物志向を望む人にはこの見た目はいまいちと思うのではないでしょうか?
α330やα380のような下の兄弟のようなスリムでシャープな印象はなく、スタミナバッテリーを装着出来るだけあってグリップの部分が「厚ぼったく」なっています。
往年のαファンなら、α100のグレーメタリックバージョンっぽくも見えるやも知れません。 新機能(中身)が凄いだけに、外見だけでなんとも残念な気持ちになってしまうのは、私だけではないはず・・・
いきなり辛口連発なのですがエントリー機とは言え、なんとも惜しいところが多いなぁ~、外見で損しているなぁと思うのでした。
α550の背面液晶には3.0型、約92万ドットというキレイで高精細なモニターを搭載しました。 中級機α700や上級機α900では既に使用されていますが、エントリー機では初めての搭載となります。
ライブビュー画面では、内部のミラーに映った映像を映し出す「ライブビュー用センサー」が92万ドット以下のため、本領を発揮出来ないのですが、新しい機能「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」や「再生」「プレビュー画面」では本領を発揮します。
例えば髪の毛1本でも、ピントの確認が出来るほど高精細になっており素晴らしいの一言です。 輝度も高く屋外での撮影でも十分に使えました。
光学ファインダーはとても良くできていて、気持ちよく撮影することが出来ました。 視野率95%のものの、約0.80の倍率があり、一目覗けば大きくそして明るくとても見やすかったです。
軍幹部と呼ばれるカメラ上部左側(写真左)にはモードダイヤル、右側(写真右)にはよく使うであろう機能の「ショートカットボタン」が用意、「ライブビュー」の切り替えや、αの新機能「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」のボタンも配置されています。
ダイヤルはひとつで、シャッターボタン(レリーズボタン)の下に、ダイヤルが用意されており「何か」+「ダイヤルの左右」が基本的なマニュアル操作となります。
見た目厚ぼったい印象を受けるα550ですが、グリップ感は良い感じです。 下の兄弟機α330やα380のような細いグリップではなく、分厚いグリップはしっかりホールド出来てなかなか良い感じでした。
α330やα380にはないAE-Lボタンもα550には搭載されました。 「ある」と「ない」とでは、撮影出来る幅が全然違いますので、付いて一安心と言ったところです。
撮影時(光学ファインダー)の背面液晶モニターの表示はこんな感じ。 シャッター速度と絞り値でのイメージがしやすいようグラフィカルな表示になっているのが特長です。
表示はこれ以外にも・・・
このような、従来のαで慣れ親しんだ表示にすることも可能です。
ただ、従来のαユーザーには操作のことで少々戸惑うかも知れません。
いや・・・絶対操作に戸惑うでしょう。
モニター横に付いているFnボタン。 このFnボタンは従来のままなのですが、このFnボタンを押してから問題が発生します。
Fnボタンを押すと、このような画面が表示され、この中からそれぞれのカーソルキーで設定項目を選んで。と、いうことになります。
そう・・・従来ならFnボタンを押すと画面は変わらず、オレンジで囲われた項目をカーソルキーで選択していくスタイルだったのですが、α550は違いました。
要するに慣れの問題ですが、長い期間αを触ってきた人には慣れるまで、少々イラついてしまうかも。 操作に戸惑い、一瞬の撮影チャンスを逃がす可能性もあるので、αを長い間さわって来た人ほど慣れる必要がありそうです。
もちろん、これからαを始める人には何の問題もないのですが・・・
α550に対応する記録メディアは、SDカードとメモリースティックDuoの2種類。 この2種類が同時に入る(同時記録は不可)デュアルスロットが用意されています(写真左)。 そして撮影した写真をテレビで楽しむときのHDMI端子も用意されています(写真右)。
⇒ 未補正・原寸大(4592×3056)は写真をクリックすれば確認できます!
ボディ:ソニー α550(DSLR-A550)
レンズ:ソニー Vario-Sonnar T*ズームレンズ(24-70mm F2.8 ZA SSM)
~ コメント ~
α550とVario-Sonnar T*ズームレンズ(24-70mm F2.8 ZA SSM) のコンビで刈り取られたばかりであろう稲を写してみました。
稲の質感が手に伝わってくるほどの描写力に思わず、つばを飲み込んでしまいました。 α550の1420万画素は伊達ではないようです。
使用したレンズはこちら!
α550はエントリー機ながら多機能。 レビューを書くにあたって、新機能をどこから書こうか迷ったのですが、私のイチオシ機能から紹介したいと思います。
いきなり書きますが、α550は「最強のぶつ撮りカメラ」と言っても過言ではないでしょう!!
もうすっかり、おなじみになりました色々な角度からライブビュー撮影を可能にするマルチアングル液晶モニター。 この液晶モニターの搭載で、ローアングルからでもハイアングルからでも撮影可能に、そしてα550では3.0型92万ドットの高精細モニターが搭載されています。
そのモニターを最大限に生かす機能がα550には搭載されています。 それが、最強のぶつ撮りカメラを実現する「MF CHEK LV :マニュアルフォーカスチェックライブビュー」ボタンです。
ライブビュー撮影時にボタンを一押しすると機能が働き、画面にはMF CHEK LV の文字が表示。 それと同時に記録センサーから映像が直接映し出され解像度もアップ。視野率も100%になります。
ここからが面白いのが、マニュアルフォーカスチェックライブビュー。 より確実にピントを合わせたい被写体に最適なのです。
撮影時はAE-L機能として使うこのボタンも、マニュアルフォーカスチェックライブビューに押せば拡大表示機能になります。 ひと押しで7倍に拡大表示されます。
すると、このようにピントが合っているのか否かの確認が出来ます。 ぶつ撮りなどでの近接撮影においては、ぱっと見、ピントがあっていそうでも拡大すればこのようにピントが合ってないなんてこともあると思います。
AFは使えないのでMFで画面を見ながらピントを追い込んでいきます。
と、こんな感じでよりシビアにピント合わせが可能なのです。
記録センサーからの直接の映像に加え、92万ドット液晶モニターの解像度ですから、ものすごく鮮明ですので、ピント合わせも楽々なのです。 さらに拡大も表示も可能で・・・
7倍拡大時に、もうひと押しすると14倍表示まで拡大が可能で・・・
なんと、ここまで寄ることが可能です。しかも、とても鮮明です。
さらにピントを追い込んで行くことに・・・
少しフォーカスリングを触るだけでも、ピントの合う範囲が大きく変わるくらいの超シビアなピント合わせも可能です。
これで完璧にピントを合わすことが出来ました。 右の写真と見比べて、どれだけ拡大出来ているかわかって頂けたのではないでしょうか? 14倍拡大しても”鮮明”なのが最大のポイントだと思います。
もちろん、拡大表示する部分はカーソルボタンを使って任意で動かすことが可能となっています。
外でもマニュアルフォーカスチェックライブビューを試してみました。 ピントを追いこんで撮影する訳ですから、基本的には”三脚”は必要でしょう。
こういった撮影においてマルチアングルモニターは本当に便利ですね。 無理のない体勢でじっくり撮影することが出来ますし、液晶モニターも高精細で輝度も十分です。
自然相手の被写体だと7倍あれば十分。 14倍なんて風が少しでも吹けば画面から消えてしまうので、使うことはありませんでした。
と、このように 高精細モニター×マルチアングル×マニュアルフォーカスチェックライブビューの組み合わせがあれば、シビアなピント合わせが可能になります。
私が何度も書いている「最強のぶつ撮りカメラ」の理由。
わかっていただけたのではないでしょうか?
⇒ 未補正・原寸大(4592×3056)は写真をクリックすれば確認できます!
ボディ:ソニー α550(DSLR-A550)
レンズ:ソニー マクロレンズ(100mm F2.8 Macro)
~ コメント ~
秋真っ盛りなコスモス畑での1枚です。
白いコスモスの中に一輪だけ咲いていたピンクのコスモスに、ピントを合わせて白いコスモスを背景にすると言った、ちょっと変わった作風にしてみました。
三脚を立てて、マニュアルフォーカスチェックライブビューでシビアにピントを合わせる撮影を試みましたが、突然の風が吹き出し雨も降ってくる展開に・・・ 風が止んだ瞬間にピントをなんとか合わせ1枚撮ってその場を撤収しました。
そんな訳(じっくり撮れなかったの意味)で発色はあまり良くないのですが、JPEG撮って出しなのでご勘弁ください(汗)。
使用したレンズはこちら!
α550 実写レビューは長編のため、記事を分割してお送りしています。
⇒ソニー α550 の実写レビュー Part.2 はこちらからどうぞ!
後編のPart.2 では・・・
・α550 レビュー 新機能!人の見た目に近づいたオートHDR機能
・α550 レビュー 最高約7コマ/秒の高速連写が可能になった!
・α550 レビュー ISO感度が12800まで設定可能に!
・α550 レビュー 作例公開&オススメレンズの紹介!
・α550 レビュー まとめ
の構成となっています。 是非、今回のPart.1と合わせてご覧ください。
人の目に迫る描写力 オートHDR(ハイダナミックレンジ)機能 などを中心にお届けします。
次回もご期待ください!
当店では、α550の購入をソニースタイルですることをオススメしています。
ソニースタイルでα550を購入すると、無料で破損・水濡れ・火災など、偶然の事故にも無料で修理してくれるワイド保証が受けらるほか、“α”レンズのレンタル(2泊3日)を1回無料にする「“α”レンズ レンタル無料お試し券」や「αセミナー無料券or撮影ガイドブック」がついてきます。
⇒ α550のソニースタイル購入特典の詳細はこちらでご確認をお願いします。
ソニースタイルでの販売価格は、ぶっちゃけネット通販のお店には負けてしまうかも知れません。 しかし、ワイド保証という名の”大きな特典”がつきます。 長い期間そして、外で使う機会が多い精密機器なだけにぜひ、ソニースタイルでのご購入をご検討ください。
また、ソニースタイルでは限定でお買得な特別セットを販売をしています。
⇒ ソニスタ限定! α550+αがついたお得な限定パッケージについてはこちら!
セット内容は、「ブロアー・レンズペン・POTERポーチ・防塵ケース」がセットになっていてメンテから保管までこれ1式で出来てしまう”大変”お得なセットです。
こちらも是非ご検討ください!
特別セットを購入しても、保証内容は変わりませんのでご安心ください。
店員が自ら撮影レビューしています!α&レンズレビューの充実ぶりは国内最強?
α550レビューですが、書きたいことが多くて長くなってしまいました。
全2編で内容濃くお届けしていきますので、興味があるかたは是非お読みください。
⇒α550の現在の販売状況・納期・キャンペーンなどはこちらから確認頂けます。
クイックAFライブビューにチルト可動式モニターを搭載。 今では、すっかりおなじみになったα(アルファ)の機能ですが、今度のα550はそのおなじみの機能に加え、人の目に近い撮影を可能にする「オートHDR(ハイダナミックレンジ)」などの新機能も搭載。 見た目以上に中身が進化したモデルとなっていました。
それでは、早速レビューしていきましょう。
α550レビュー イントロダクション
α550の主な仕様・特長
・有効画素数:1420万画素 CMOSセンサー
・質量:約599g(ボディのみ)
・マルチアングル(可動式)92万ドット3.0型液晶モニター搭載
・ライブビュー・光学ファインダーをワンタッチ切り替え出来るクイックAFライブビュー機能
・人の目に近い撮影を可能にするオートHDR(ハイダナミックレンジ)機能
・最高約7コマ/秒(使用条件によります)の連射性能
・大きく見やすい光学ファインダー(視野率95%・倍率0.8倍)を搭載
・SDカード、メモリースティックDuoのデュアルスロットを搭載
・アンチダスト機能/AEロックボタン/HDMI端子など装備
販売価格は2009年11月現在、94,800円(ソニースタイル:ボディのみ)となっています。
⇒α550の現在の販売状況・納期・キャンペーンなどはこちらから確認頂けます。
α550の位置づけとしては、α380の上位モデル。
α230から始まるエントリークラスの最上位機種に相当します。
αのエントリークラス ラインナップ
α230 1,020万画素
α330 1,020万画素 ライブビュー2.7型23万ドット
α380 1,420万画素 ライブビュー2.7型23万ドット
α550 1,420万画素 ライブビュー3.0型92万ドット
もちろん、α230~α380までのシリーズとはセンサーも違うし、新機能も盛りだくさんなので単純比較は出来ないのですが、目安としてはこんな感じです。 機能的にはα700をしのぐものがありますが、耐性などを考えるとエントリーモデルの域は出ないでしょう。
購買層予測としては、α旧モデルからの買い換えや、マルチアングル液晶+クイックAFライブビューに魅力を感じた方そして、初めての一眼レフで良いものを。などが考えられます。
α550レビュー 外観チェック!
それではα550 の外観からチェックしていきたいと思います。
写真はα550標準ズームレンズセットのレンズDT18-55mm(SAL1855)とα550の組み合わせ、「これから始める人」にはもってこいのレンズセットと言えるでしょう。 今回はこのレンズを装着して外観のチェックをしていきたいと思います。
初めてα550を見たときの感想を正直に書きますと、外装はプラスチッキー、実にチープな印象を受けました。 本物志向を望む人にはこの見た目はいまいちと思うのではないでしょうか?
α330やα380のような下の兄弟のようなスリムでシャープな印象はなく、スタミナバッテリーを装着出来るだけあってグリップの部分が「厚ぼったく」なっています。
往年のαファンなら、α100のグレーメタリックバージョンっぽくも見えるやも知れません。 新機能(中身)が凄いだけに、外見だけでなんとも残念な気持ちになってしまうのは、私だけではないはず・・・
いきなり辛口連発なのですがエントリー機とは言え、なんとも惜しいところが多いなぁ~、外見で損しているなぁと思うのでした。
α550の背面液晶には3.0型、約92万ドットというキレイで高精細なモニターを搭載しました。 中級機α700や上級機α900では既に使用されていますが、エントリー機では初めての搭載となります。
ライブビュー画面では、内部のミラーに映った映像を映し出す「ライブビュー用センサー」が92万ドット以下のため、本領を発揮出来ないのですが、新しい機能「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」や「再生」「プレビュー画面」では本領を発揮します。
例えば髪の毛1本でも、ピントの確認が出来るほど高精細になっており素晴らしいの一言です。 輝度も高く屋外での撮影でも十分に使えました。
光学ファインダーはとても良くできていて、気持ちよく撮影することが出来ました。 視野率95%のものの、約0.80の倍率があり、一目覗けば大きくそして明るくとても見やすかったです。
軍幹部と呼ばれるカメラ上部左側(写真左)にはモードダイヤル、右側(写真右)にはよく使うであろう機能の「ショートカットボタン」が用意、「ライブビュー」の切り替えや、αの新機能「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」のボタンも配置されています。
ダイヤルはひとつで、シャッターボタン(レリーズボタン)の下に、ダイヤルが用意されており「何か」+「ダイヤルの左右」が基本的なマニュアル操作となります。
見た目厚ぼったい印象を受けるα550ですが、グリップ感は良い感じです。 下の兄弟機α330やα380のような細いグリップではなく、分厚いグリップはしっかりホールド出来てなかなか良い感じでした。
α330やα380にはないAE-Lボタンもα550には搭載されました。 「ある」と「ない」とでは、撮影出来る幅が全然違いますので、付いて一安心と言ったところです。
撮影時(光学ファインダー)の背面液晶モニターの表示はこんな感じ。 シャッター速度と絞り値でのイメージがしやすいようグラフィカルな表示になっているのが特長です。
表示はこれ以外にも・・・
このような、従来のαで慣れ親しんだ表示にすることも可能です。
ただ、従来のαユーザーには操作のことで少々戸惑うかも知れません。
いや・・・絶対操作に戸惑うでしょう。
モニター横に付いているFnボタン。 このFnボタンは従来のままなのですが、このFnボタンを押してから問題が発生します。
Fnボタンを押すと、このような画面が表示され、この中からそれぞれのカーソルキーで設定項目を選んで。と、いうことになります。
そう・・・従来ならFnボタンを押すと画面は変わらず、オレンジで囲われた項目をカーソルキーで選択していくスタイルだったのですが、α550は違いました。
要するに慣れの問題ですが、長い期間αを触ってきた人には慣れるまで、少々イラついてしまうかも。 操作に戸惑い、一瞬の撮影チャンスを逃がす可能性もあるので、αを長い間さわって来た人ほど慣れる必要がありそうです。
もちろん、これからαを始める人には何の問題もないのですが・・・
α550に対応する記録メディアは、SDカードとメモリースティックDuoの2種類。 この2種類が同時に入る(同時記録は不可)デュアルスロットが用意されています(写真左)。 そして撮影した写真をテレビで楽しむときのHDMI端子も用意されています(写真右)。
α550 におすすめのレンズ!24-70mm F2.8 ZA SSM
⇒ 未補正・原寸大(4592×3056)は写真をクリックすれば確認できます!
ボディ:ソニー α550(DSLR-A550)
レンズ:ソニー Vario-Sonnar T*ズームレンズ(24-70mm F2.8 ZA SSM)
~ コメント ~
α550とVario-Sonnar T*ズームレンズ(24-70mm F2.8 ZA SSM) のコンビで刈り取られたばかりであろう稲を写してみました。
稲の質感が手に伝わってくるほどの描写力に思わず、つばを飲み込んでしまいました。 α550の1420万画素は伊達ではないようです。
使用したレンズはこちら!
Vario-Sonnar T*ズームレンズ(24-70mm F2.8 ZA SSM) SAL2470Z | |
使用頻度の高い24mmから70mmまでをカバーする開放F値2.8の大口径標準ズームレンズです。
販売価格:226,800円(税込) ※送料無料※事故にも対応、3年間無料修理保証付 |
α550レビュー 最強のぶつ撮りカメラ! マニュアルフォーカスチェックライブビュー
α550はエントリー機ながら多機能。 レビューを書くにあたって、新機能をどこから書こうか迷ったのですが、私のイチオシ機能から紹介したいと思います。
いきなり書きますが、α550は「最強のぶつ撮りカメラ」と言っても過言ではないでしょう!!
もうすっかり、おなじみになりました色々な角度からライブビュー撮影を可能にするマルチアングル液晶モニター。 この液晶モニターの搭載で、ローアングルからでもハイアングルからでも撮影可能に、そしてα550では3.0型92万ドットの高精細モニターが搭載されています。
そのモニターを最大限に生かす機能がα550には搭載されています。 それが、最強のぶつ撮りカメラを実現する「MF CHEK LV :マニュアルフォーカスチェックライブビュー」ボタンです。
ライブビュー撮影時にボタンを一押しすると機能が働き、画面にはMF CHEK LV の文字が表示。 それと同時に記録センサーから映像が直接映し出され解像度もアップ。視野率も100%になります。
ここからが面白いのが、マニュアルフォーカスチェックライブビュー。 より確実にピントを合わせたい被写体に最適なのです。
撮影時はAE-L機能として使うこのボタンも、マニュアルフォーカスチェックライブビューに押せば拡大表示機能になります。 ひと押しで7倍に拡大表示されます。
すると、このようにピントが合っているのか否かの確認が出来ます。 ぶつ撮りなどでの近接撮影においては、ぱっと見、ピントがあっていそうでも拡大すればこのようにピントが合ってないなんてこともあると思います。
AFは使えないのでMFで画面を見ながらピントを追い込んでいきます。
と、こんな感じでよりシビアにピント合わせが可能なのです。
記録センサーからの直接の映像に加え、92万ドット液晶モニターの解像度ですから、ものすごく鮮明ですので、ピント合わせも楽々なのです。 さらに拡大も表示も可能で・・・
7倍拡大時に、もうひと押しすると14倍表示まで拡大が可能で・・・
なんと、ここまで寄ることが可能です。しかも、とても鮮明です。
さらにピントを追い込んで行くことに・・・
少しフォーカスリングを触るだけでも、ピントの合う範囲が大きく変わるくらいの超シビアなピント合わせも可能です。
これで完璧にピントを合わすことが出来ました。 右の写真と見比べて、どれだけ拡大出来ているかわかって頂けたのではないでしょうか? 14倍拡大しても”鮮明”なのが最大のポイントだと思います。
もちろん、拡大表示する部分はカーソルボタンを使って任意で動かすことが可能となっています。
外でもマニュアルフォーカスチェックライブビューを試してみました。 ピントを追いこんで撮影する訳ですから、基本的には”三脚”は必要でしょう。
こういった撮影においてマルチアングルモニターは本当に便利ですね。 無理のない体勢でじっくり撮影することが出来ますし、液晶モニターも高精細で輝度も十分です。
自然相手の被写体だと7倍あれば十分。 14倍なんて風が少しでも吹けば画面から消えてしまうので、使うことはありませんでした。
と、このように 高精細モニター×マルチアングル×マニュアルフォーカスチェックライブビューの組み合わせがあれば、シビアなピント合わせが可能になります。
私が何度も書いている「最強のぶつ撮りカメラ」の理由。
わかっていただけたのではないでしょうか?
α550 におすすめのレンズ!100mm F2.8 Macro
⇒ 未補正・原寸大(4592×3056)は写真をクリックすれば確認できます!
ボディ:ソニー α550(DSLR-A550)
レンズ:ソニー マクロレンズ(100mm F2.8 Macro)
~ コメント ~
秋真っ盛りなコスモス畑での1枚です。
白いコスモスの中に一輪だけ咲いていたピンクのコスモスに、ピントを合わせて白いコスモスを背景にすると言った、ちょっと変わった作風にしてみました。
三脚を立てて、マニュアルフォーカスチェックライブビューでシビアにピントを合わせる撮影を試みましたが、突然の風が吹き出し雨も降ってくる展開に・・・ 風が止んだ瞬間にピントをなんとか合わせ1枚撮ってその場を撤収しました。
そんな訳(じっくり撮れなかったの意味)で発色はあまり良くないのですが、JPEG撮って出しなのでご勘弁ください(汗)。
使用したレンズはこちら!
マクロレンズ(100mm F2.8 Macro) SAL100M28 | |
花や昆虫などのクローズアップ撮影に適した、等倍撮影ができる中望遠マクロレンズ
販売価格:73,920円(税込) ※送料無料※事故にも対応、3年間無料修理保証付 |
・お知らせ α550 レビューは全2編で書いています。
α550 実写レビューは長編のため、記事を分割してお送りしています。
⇒ソニー α550 の実写レビュー Part.2 はこちらからどうぞ!
後編のPart.2 では・・・
・α550 レビュー 新機能!人の見た目に近づいたオートHDR機能
・α550 レビュー 最高約7コマ/秒の高速連写が可能になった!
・α550 レビュー ISO感度が12800まで設定可能に!
・α550 レビュー 作例公開&オススメレンズの紹介!
・α550 レビュー まとめ
の構成となっています。 是非、今回のPart.1と合わせてご覧ください。
人の目に迫る描写力 オートHDR(ハイダナミックレンジ)機能 などを中心にお届けします。
次回もご期待ください!
α550 (DSLR-A550)は、ソニースタイルで好評発売中!
当店では、α550の購入をソニースタイルですることをオススメしています。
デジタル一眼レフカメラ α550 | |
クイックAFライブビュー搭載・ダイナミックレンジコントロールで人の目に迫る描写力を備えた、有効1420万画素 デジタル一眼レフカメラ 販売価格:94,800円(税込)から ※送料無料 ※ソニーポイント:2,844ポイント進呈 価格・ポイントは2009年11月現在です。 ※事故にも対応、3年間無料修理保証付 |
|
ソニースタイルでα550を購入すると、無料で破損・水濡れ・火災など、偶然の事故にも無料で修理してくれるワイド保証が受けらるほか、“α”レンズのレンタル(2泊3日)を1回無料にする「“α”レンズ レンタル無料お試し券」や「αセミナー無料券or撮影ガイドブック」がついてきます。
⇒ α550のソニースタイル購入特典の詳細はこちらでご確認をお願いします。
ソニースタイルでの販売価格は、ぶっちゃけネット通販のお店には負けてしまうかも知れません。 しかし、ワイド保証という名の”大きな特典”がつきます。 長い期間そして、外で使う機会が多い精密機器なだけにぜひ、ソニースタイルでのご購入をご検討ください。
また、ソニースタイルでは限定でお買得な特別セットを販売をしています。
⇒ ソニスタ限定! α550+αがついたお得な限定パッケージについてはこちら!
セット内容は、「ブロアー・レンズペン・POTERポーチ・防塵ケース」がセットになっていてメンテから保管までこれ1式で出来てしまう”大変”お得なセットです。
こちらも是非ご検討ください!
特別セットを購入しても、保証内容は変わりませんのでご安心ください。
☆ 目指せ!国内最強レビューページ α(アルファ)徹底レビュー
店員が自ら撮影レビューしています!α&レンズレビューの充実ぶりは国内最強?
この blog は・・・ ” ソニーショップ ” 里内 の 店員 blog です。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます!
このblogは・・・
大阪市都島区にある「ソニーショップ」店員のblogです。
主にソニー製品の実機を使ったレビューを中心にほぼ、
毎日更新中!過去にレビューしたソニー製品は、当店
のホームページから探した方が探しやすくなっています。
右の画像をクリックすると、当店のホームページにジャ
ンプします。是非、ご活用ください!!!
お店は大阪の都島にある「ソニーショップ里内」という、ソニー製品をメインに扱っている町の電気屋さんです。 ソニースタイルの正規代理店(e-sony shop)であり、オンライン限定モデルも取り扱っております♪ ⇒ 詳しくはこちら!
ライブビューでここまでフォーカスを追い込めるのは凄いですね( ^ω^ )
by メイジ (2009-11-04 22:52)
これは、エントリークラス?としては、機能が盛りだくさんですね。今までのエントリークラスαとは違うって事が伝わってきます。ただ、写真を見る感じ、性能に見合わない質感・・・こういった物って、機能は当然なんですが、所有欲を満たすって部分も大事な気がするんですが・・・
どうなんでしょうか。・・・といいつつ、魅力を感じてしまいますね。
使いこなせませんが。
by 響希 (2009-11-04 23:02)
どこのメーカーのエントリーモデルもすごくよくできていて目移りします。
PETAX K-X Canon Kiss X3 NIkon D3000どれもすばらしい。
α550はこれよりも上のモデルの位置づけみたいですね。
どちらにしてもα550は高くて私には手が出ません。
by komo (2009-11-05 00:26)
こんにちワ!
また出たの?^^;
も~オバサンには、ついて行けない。
こんなに次から次へと出るのなら
いつ買えばいいのか・・・タイミングが難しいね。
て、私は100止まりですけど・・・(^_^;)
by にゃんこ (2009-11-05 09:45)
コスモス綺麗♪
・・・の後に、こんなにドアップマクロまでしっかり撮れてるのなんて~
すんごい!!
by たあきよ (2009-11-05 12:39)
もう機能に追いつけない。。。Orz
by simons (2009-11-05 23:32)
αのチルトディスプレーは魅力です。
他にも魅力的な機能がありそうですね。
私の40Dは固定だし解像度も低いので晴れた日には見難くて仕方がありません。
40Dが不調なので次期機を検討しているのですが…
by schnitzer (2009-11-06 00:03)
メイジさん こんにちわ♪
ライブビューでここまで・・・はスゴイですよ。
さすが92万ドット液晶って感じです。
物撮りの方には最高と思います♪
by yas (2009-11-09 09:44)
響希さん こんにちわ♪
このα550。どういう位置づけか迷うところですが、
エントリークラスのハイスペックバージョンってところになりそうです。
質感は大事ですよね。
やっぱり質感があれですよ、どうも撮影のテンションが・・・
でも、良いカメラは良いカメラなんですよね。
軽いですし、本当にライブビューが使えます。
by yas (2009-11-09 09:45)
komoさん こんにちわ♪
最初に買うには高価なのかも知れません・・・
でも、その分長い期間は楽しめそうです。
ポイントはレンズを頭に入れて検討することではないでしょうか?
速い被写体ならキヤノンとか・・・
by yas (2009-11-09 09:45)
にゃんこさん こんにちわ♪
以前からおっしゃってますものね。
α100が最初で最後だって。
カメラはどんどん出てきますよ~
カメラのみならず、他もいろいろですが・・・(^-^;
by yas (2009-11-09 09:45)
たあきよさん こんにちわ♪
ありがとうございます♪
コスモスのどアップ、実は相当苦労しました。
風が吹くと揺れて大変で・・・
ここまでピントを追い込んで撮れるのは、
カメラの性能とレンズの性能によるものです。
あとはタイミングです(^-^;
by yas (2009-11-09 11:02)
simonsさん こんにちわ♪
カメラマンの欲求はとどまること知らない。
そんな感じでどんどん多機能になってきています。
使い出すと・・・色々要望は出てくるんですよ~
by yas (2009-11-09 11:02)
schnitzerさん こんにちわ♪
私もプライベートでは、バリバリのニコンユーザーですからね~
レンズを共用出来たら、私もαがほしいと思うときがあります。
しかし背面の液晶モニターの解像度は
一度使い出すとやめられません(^-^;
by yas (2009-11-09 11:02)
メイジさん
Type-Rさん
sonicさん
ブラザーボブかきもとさん
ローズパイが好きならおうさん
いきるさん
コジコジさん
nice!ありがとうざいます♪
by yas (2009-11-09 11:07)