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α7S レビュー 到着!試写してみました! [α7・α7R(ILCE-7・ILCE-7R)]

ISO感度 409600での撮影を可能にする、超高感度撮影対応のデジタル一眼カメラ。「α7S」ことILCE-7S、お店の店頭展示機が到着しました!

さっそくパッケージ開梱!

しかし、そこには届くまで”全く”知らなかったことが・・・あったんです!

 

α7s レビュー「開梱編」

付属品をみて、かなりビックリ!え~?なんでバッテリー2個もあるの?って。

普通のデジタルカメラなら、バッテリーは1個というのが普通で、予備は後で購入するのが当たり前。しかし、α7Sはなんと最初から2個入りなんです!

うーん、これはなんか意味ありげ?

それとも、太っ腹的なサービス?

カタログとか、まだ出来てないようなので、WEBサイトの仕様表(本日現在)を見ても書いてないので、疑問ばかりが頭をよぎります。一瞬入れ間違え?なんて、思ったのですが、お客様の分をみても2個入っているし、取り扱い説明書にも×2と書いてあります。

使っていくうちに事実はわかると思いますが・・・どうなんでしょうね?

さて、そんな付属バッテリーを充電するのは、ここ最近のデジタルカメラなら「本体内充電」というのが相場。しかし、ですよ!

なんと!立派なバッテリーチャージャー BC-TRWが付属しているではないですか?!

ソニーストアで購入したら、このバッテリーチャージャーだけでも、5,695円+税。バッテリーも1個多めについて、まるでアクセサリーキットを購入したみたいです。

このチャージャー、本体内で充電するより高速充電可能。

しかも、充電状況が見てとれる、とっても親切な機能付き。正直この付属品にも驚かされました。

本体内でも、付属のアダプター・ケーブルを使えば充電することが可能です。

つまり、両方使えば2個のバッテリーを同時に充電することも可能ですね。

バッテリーはα7Rやα7同様のWタイプです。しかし、α5000で同梱されている”軽量タイプ”のものとなっていました。

さらにα7Rやα7には付属していないものが他にもありました。

動画撮影の時などにケーブル抜けを防ぐパーツ、その名もそのまんま「ケーブルプロテクター」。

端子カバーのところに装着するようになっていて、カメラの横幅は増えてしまうのですが、手にすると案外安定して良い感じ。と、思ったのもつかの間でした。

このケーブルプロテクターを装着すると、”完全に背面モニター”が収納出来ないようになっていました。

装着した時、手に持った時の安心感とか、結構良かったのですが、浮いているということ事態が、わたし的には精神上好みません。なので、本格的な動画撮りする時しか使うことはないでしょう。

ストラップはα7のロゴ入りのものが付属します。

α7Rの時もそうでしたが、この手のカメラは撮影者がコダワリを持って購入したものが多いと思います。出来れば「専用のロゴ入りにしてくれませんか?ソニーさん!」と、思わず言いたくなっちゃいます。

こんな感じで付属品の説明は以上となります。

 

α7Sレビュー 「試し撮り!」

続いては起動させてみます。

ちなみに、工場出荷時のバッテリー残量は2個ともほとんどありませんでした。すぐに使い方、すでにこのWバッテリーをお持ちの方は、充電したものを用意しておくのが良いでしょう。

超高感度撮影が可能なαですが、初期画面は現在発売中のαとかとまったく一緒。エリア・日付け・時計などを設定すれば初期設定は終了です。

Eマウントレンズ、SEL2470Zを装着してみました。

どこかで見慣れた感じと思えば、本体のデザインはα7・α7Rと全くおなじだから。しかし、こうやってまじまじと眺めていると「青い”S”」も、なかなかカッコ良く見えてきます。

フルサイズ対応のEマウントレンズを装着したので、画像サイズはLで1200万画素。

APS-Cサイズ用のEマウントレンズを装着すると、センサーの中央部分をつかったクロップになるので、Lで510万画素。Sで1.3万画素。ここ最近、私の場合一眼カメラと言えば、2400万画素くらいが標準的な感覚的になっていて、510万画素とかをみるとなんだか不安になっちゃいます。

高画素依存でしょうか?メインがα7Rですし・・・

この500万画素、私の過去を思い出せば400万画素くらいだったD2H(ニコン)以来かも。でも、D2HってISO400くらいでも、ノイズが発生してましたから思えばすごい時代になったものだと、改めて実感した次第です。

そうそう、問い合わせの結構多かったダイアルの質感・素材について紹介しておきますね。

こちらはα7Rと同様、金属のものが採用されていましたよ。

さて、本当はお店を閉めてでも作例撮りに行きたいところ。なのですが、それは無理。と、いうことで、真っ暗な倉庫で試し撮りをしてみました。下の写真をご覧ください。

α7S + SEL2470Zで撮影したのですが、この写真どのような条件で撮影されているかわかりますか?

等倍でもないので、無茶なことを書いているのは承知です。

・・・ん?ISO 409600?!!

はい!!・・・もちろん、そんな訳ありません!(汗)

答えは、ISO 3200 F5.6 SS:30秒 という条件。ちなみに今からお見せするのは全てJPEG撮って出し。

ISO 3200なんて、超高感度撮影が出来るカメラで写したのだから、これくらいは出来て当たり前でしょ!って、思われるかも知れません。でも、考えてもみてください。

このノイズのなさで、ISO 3200ですよ。

これは日常的にISO 3200が使えるって話になりませんか?ISO 409600が先行し過ぎている感じもあるのですが、日常域をキレイに残せるってかなり重要だと思います。

続いては、ISO 12800 F5.6 SS:8秒という条件で写したのがこちら。

ISO 1万越えですよ。

それでこのクオリティ!圧巻です!!

つづいてどんどん行きましょう。

続いては、ISO 51200 F5.6 SS:2.5秒です。

やや粒状のノイズが出てきた感じもしますが、これで ISO 5万越え。スゴイですよねぇ。そして、ISO 3200 での撮影時シャッター速度は30秒だったのですが、ついに2.5秒までの速さで切れるようになってきました。

考えれば、その条件・その暗さも相当なもの。撮影中の私は目が馴染んで周囲が見えて来るまで相当な時間がかかったことを補足しておきます。

そして、ソニーがα7Sの常用域と考えている ISO 102400 で写したのがこちら。

F5.6 SS:2.5秒。さすがにノイズは目立ってきましたが、横630サイズピクセル程度ならこのクオリティです。

大伸ばしとかをしても、鑑賞距離というものがありますので、被写体次第ではこのISO 102400でも十分イケるかも!

そして、α7S のISO感度の最大値・・・・ISO 409600で写したのがこちらです。

撮影条件は1/2.5秒 F5.6です。

さすかに、ここまで感度をあげるとノイジーですが、輪郭はとってもシャープです。

やや光線が入ってくる左下に、大きな赤いノイズが見られますが、光もなにもないフラットな暗闇であれば、赤いノイズは入らなかったでしょうから、もっと違った雰囲気で写せたのではないでしょうか?

と、こんな感じで、小さなピクセルでα7SのISO比較をしてみました。

さすがにISO 409600は使用するにも使用するシーンが相当少なそうですが、ISO 1万前後は日常においても結構あるはず。そんな条件こそ、このカメラの良さは光るのでは?と思いました。

超高感度は拡張と考えて、102400くらいなら、クリアーに写せるα7Sは凄いなぁ。凄いカメラをソニーは作ってきたよなぁ。と、思いました。

そうそう!

α7Sのもっとも低い ISO感度は拡張 ISO 50。そしてMAXが ISO 409600。

この幅の広さって、少し前ならまったく考えられませんでしたね。

段階も細かく出来ますし、本当にもう唸るしかありません。

今回は速報的な感じでしたが、またちゃんとしたものを撮影してきて、ブログ・ホームページで公開したいと思います。


今回は到着したばかりのα7Sのパッケージ開梱から試し撮りを記事にしてみました。これからどんな写真が写せるのだろう?思わずワクワクさせられるそんなカメラだと思いました。

デジタル一眼カメラα7S(ILCE-7S)

圧倒的な高感度で新しい撮影体験を。

ソニーストア価格:230,000円+税

送料無料・2014/06/19 現在の価格


今までの常識にとらわれない写真・映像表現をすることが可能にするα7S。ファーストインプレッションの印象は良いですよ。

 

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ゆつき

新機種見ると買い換えたいなぁと想いつつ今のも
愛着あるよなぁと優柔不断な私です(^_^;)
by ゆつき (2014-06-20 09:51) 

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