2013年モデル・ハンディカムのフラッグシップ!HDR-PJ790Vを紹介します! [ビデオカメラ(Handycam)]
2013年発表ハンディカムのフラッグシップモデルがこのHDR-PJ790V。
とても明るくなったプロジェクターを搭載し、2013年モデル唯一の広角26mmからの撮影が可能。独立型の5.1chステレオマイクを搭載したデザインは、どこかNEX-VGシリーズを彷彿とさせてくれます。
HDR-PJ790Vの詳細及び販売などの情報 | ソニーストア(外部リンク)
内蔵メモリー96GB、カールツアイスレンズ、動画画質6.1M、これらも2013年モデルでは唯一となっており、フラッグシップモデルにふさわしいスペックとなっています。
また、ビューファインダー搭載、拡張性の高い端子類も豊富で「コンパクトながらも本格的な撮影を楽しみたい。」そんな方の期待に応えてくれるハンディカムと言えそうです。
実機レビューではありませんが、注目すべきところをまとめてみました。
さすがフラッグシップモデル! 圧倒的な高画質技術
HDR-PJ790Vで、まず気になるところは、やぱり「空間光学手ブレ補正」を搭載しているところ。
片手で簡単に撮影できるビデオカメラの一番の不安は手ブレではないでしょうか?
歩きながら撮影した町並み映像は、見ているだけ酔ってしまいそうになりますよね。
そういった不満をかなり解消してくれるのが、「空間光学手振れ補正」という機能。
レンズが本体内でゆらゆらと・・・、この特別なメカニズムによって“ハンディカム全体”がブレてしまっても、レンズユニット全体が動いてそのブレを補正してくれます。
とくにズームアップ時の撮影で効果が際立ちます。また、光学的なズレによる、明るさや解像度の劣化を最小限まで低減。手ブレ補正とともに映像品質までも向上、美しい映像をそのまま残せるというのだからスゴイ。
また、レンズにはカールツァイス「バリオゾナーT*レンズ」を採用。
フラッグシップ機にふさわしい・・・下位モデルとは別格の扱いですね。
広角側の撮影もも26.0mmと、こちらの数値も2013年モデル最大広角となっています。
テーブルを囲んで撮影していても、向かい合わせの人の顔がアップにならない。
そして、建築物・風景撮りにも役に立ちそうです。
反対にズーム側の数値はというと、光学ズーム10倍、エクステンデッドズーム17倍。
光学ズームが10倍なの?
と、思われるかもしれませんが、そこはデジタル技術で17倍までズーム可能になっています。
デジタルズームと聞くとどうしても、絵が粗いイメージがあるかも知れませんが、エクステンデッドズームは光学ズームとほとんど変わらない画質で記録出来るのが大きな特長。
過去のモデルからも画質の高さは実証済み。
ワイド側に強いハンディカムの弱さを、みごと打ち消しています。
豊富なマニュアル撮影機能を搭載し、作品作りができるHDR-PJ790Vには、約20万ドット相当のチルト式ビューファインダー(EVF)も搭載。
周囲を確認しながら全体を見渡しての撮影には液晶モニター、まぶしい日差しの中、後ろの人に迷惑になりそうな観劇などではEVFを。と、使い分けることが出来ます。
本格的に撮影する場合でも、ファインダーがあれば確実なフォーカス位置の確認と調整、そして撮影後の映像と写真のチェックが可能です。
HDR-PJ790Vの詳細及び販売などの情報 | ソニーストア(外部リンク)
独立形状のマイクを搭載。5.1chサラウンドサウンドマイクロホン
HDR-PJ790Vは、マイクにもこだわっているのがわかります。
本体の写真を見て、まず目に行くのが独立形状のマイクです。
内蔵マイクを独立した形状にすることにより、ズーム時のレンズノイズなど、本体内のわずかなメカノイズからの影響を低減。 さらに、同梱のウインドスクリーンで風ノイズも約90%大幅低減できるとのこと。
声や音を、さらにクリアに録音する「アドバンスドサウンドシステム」も上位モデルにしか搭載されていない高音質機能。新開発のICを搭載し、今まで録りづらかった小さな音や大きな音も、より高音質で録音。撮影時の音を、さらに忠実にクリアに記録します。
また、顔認識と連動して、周りのノイズを低減し、くっきりとした音声を記録出来る便利な機能もあるんです。うーむ・・・すごい。
HDR-PJ790Vの詳細及び販売などの情報 | ソニーストア(外部リンク)
プロジェクター搭載で手軽にモバイルシアターができる!
ソニーのハンディカムといえば、プロジェクター搭載!
と、いうのは言い過ぎにしても、それくらいプロジェクター搭載モデルが発売以後は売れています。
なんといっても、プロジェクター搭載は便利 !
テレビやパソコンへの接続は不要。壁や天井などをスクリーン代わりに映像を映し出せます。
だって、カメラ1台でモバイルシアターがかんたんに出来るのですから。
実際にどんな感じになるのか?
動画は過去機種のものですが、プロプジェクター再生しているところを動画で撮ってみましたので、雰囲気だけでも感じてみてください。
いかがでしたでしょう?
自宅のリビングの白い壁(壁紙)に映してみましたが・・・鮮明に見れますし、けっこう楽しめます。
本体がコンパクトだから、プロジェクター機能なんて大したことないのでは?
そう思われも仕方がないところですが違いました。
この動画ではわかり辛いとは思いますが、実際に見れば思っている以上に鮮明ですし、なによりも楽しい。
またこの動画で使用している機種よりも、HDR-PJ790Vのプロジェクター性能はパワーアップ!
なんとWVGA(854x480)、最大35ルーメンの明るさ!
これは、ポータブルプロジェクターでもこれくらいの数値。
なので、このプロジェクター機能は「ハンディカムのおまけ」というレベルではありません。
テレビにつなげて見る時のようなケーブル準備などの手間も少ないので、撮影後はすぐに”パソコン”に入れてお蔵入り・・・なんてことも、これで、かなり減るのではないでしょうか?
最大照射インチは10-100インチまでの間で可能。
動画で見て頂いた壁面への照射サイズは、50インチ相当。
ピントの調整はモニターの上の部分にあるレバーで調整することになります。
また再生の機能なども充実していて、ハイライト再生など短時間で見たい場合はかなり便利。イベントごとにハイライト再生が可能です。ハイライトポイント指定で自分の好きなシーンを選ぶこともできますよ。
こうやって見せたいシーンをまとめておけば、だらだら長くて退屈な上映会にならずに済みそうです。
さらに、“ハンディカム”とHDMI接続することで、スマートフォンやタブレット、パソコンの映像をプロジェクターで映し出す「HDMI外部入力」機能も搭載。
スマートフォンに入れた動画をみんなで楽しんだり、手軽に会議室の壁をつかってプレゼンテーションをしたり・・・シーンに応じて幅広い使い方ができるのではないでしょうか?
HDR-PJ790Vの詳細及び販売などの情報 | ソニーストア(外部リンク)
高画質、ひろびろワイド、アドバンスドサウンドシステムで音質もバッチリ!
ここからは、HDR-PJ790Vの外観、端子などをチェックしていきましょう。
デザインはビデオカメラの王道とも言えるデザイン。
いわゆる横型スタイルで、プロジェクターのレンズは液晶裏に搭載されています。液晶の動かせば、投影された映像を上下に調整できるわけですね。
レンズ下部には、カメラコントロールダイヤルを搭載。
マニュアルボタンに機能を割り当てて、スムーズなマニュアル操作を楽しめます。
「絞り」(アイリス優 先)また「シャッタースピード」を選べば、シャッタースピードのコントロールにより、肉眼では捉えられない一瞬の動きの撮影や、躍動感のある表現が可能です。
本体に目をやると・・・
普段使用しないような端子類は極力隠し、見た目からくる”難しさ”を排除したデザインで高級感あり。。
液晶モニターは3.0型ワイドパネルを採用。
92万ドットで高精細、タッチパネル操作でズームや録画などの操作も可能になっています。
HDR-PJ790VのグリップベルトにはUSBケーブルが用意されていました。
このUSBケーブルでPCとの接続を行います。ノートパソコンと接続することを念頭においているのかかなり短めですが、長さが足りない場合は、付属の延長ケーブルで対応出来るのでご安心を。
ちなみに、このUSBケーブルはPCとの接続だけではなく、充電機能も兼ね備えています。
なので、本体だけを持って出張に行ったといてもパソコンさえあれば、充電出来ちゃいます。
なお、バッテリー充電器は用意されていません。
本体に接続したACアダプター経由か、USB経由でバッテリーは充電することになっています。
コンセントに挿して直接充電できるバッテリーチャージャーは別に販売されていますので、ご入用の方はこちらをどうぞ。
またハンディカムで記録した映像はパソコンで管理できるソフトウエア「Play Memories Home」で利用できます。 このソフトウエア、ただの「おまけ的」なものではなく、実に”使える”ソフトなんです。
“PlayMemories Home”を使えば、撮った映像を「カレンダー表示など」で整理・検索・再生がカンタン。
カレンダーに小さな写真が表示されるから、おおよその撮影時期が分かれば、簡単に目的の映像を探すことができますよ。「あれ~あの時の映像どこにあったっけ?」なんてこともこのソフトウエアなら激減します。
HDR-PJ790Vにオススメしたいアクセサリーのご紹介
ここからのパートでは、HDR-PJ790Vで使って頂きたいアクセサリーを紹介しましょう。プロジェクター機能搭載のハンディカムなだけに、それに関係する面白いアクセサリーが発売されています。
まずはポータブルスピーカー RDP-CA3M。
ハンディカム上部にあるアクセサリーシューに取り付けるスピーカーです。
本体にあるスピーカーでも、そこそこ高音質。
なのですが、せっかくなら100インチ相当のスクリーンサイズに見合う音質で楽しみたいと思いませんか?
そこで、このスピーカーがオススメ。と、言うわけなのです。
360℃全方位スピーカーなので、聞く場所も選ばない。と、いうところも良いですよね。
あと、オススメしたいのは予備バッテリー。あると安心ですよね。
本体同梱のバッテリーが右側のもの薄型のもの。当然、撮影時はこのバッテリー1本では、心もとないでしょう。
バッテリー NP-FV70は厚みは増すものの、装着してもそれほど極端に重くなったり、出っ張りすぎて違和感があるようなこともありません。
液晶画面がタッチパネルなので「液晶保護シート・PCK-L30WD」もオススメしたいところ。撮影時に毎度見る部分なだけに、こちらも最初に貼っておくことをオススメします。
動画撮影がますます便利になるリモコン付き三脚もおすすめ。
カーボン素材で軽くて丈夫、オイルヘッドで滑らかな撮影が可能。
ソニー製カメラでの、作品作りがより便利になります。
この三脚がもっとも魅力的と思えるところ。
それは、便利なリモコン機能がさまざまなソニー製のカメラで使えると言った高い汎用性です。
ハンディカムはもちろんα99・NEX-6にも使える リモコン三脚・VCT-VPR10 発表! - その他ソニー製品レビュー | ソニーショップ里内
以上、HDR-PJ790Vと一緒にオススメしたいアクセサリーでした。
以上、プロジェクター搭載ハンディカム HDR-PJ790Vをご紹介しました。
小型なボディにソニーの技術を結集。
フラッグシップモデルにふさわしい、画質、音質に仕上がっていると思います。
プロジェクター搭載でエンターテインメント性も上がったハンディカム。
美しい映像と作品作りを楽しみ、撮影後も思いっきり楽しむなら、このHDR-PJ790Vはオススメです。
商品のより詳細につきましては、リンク先も参考になさってください。
HDR-PJ790Vの詳細及び販売などの情報 | ソニーストア(外部リンク)
blog: ソニーな、お店が大阪にあった! 最新記事5件
スピーカーも取り付けられるのか。
8mmの頃とは雲泥の差・・・
by たいへー (2013-01-11 07:38)
たいへーさん こんにちわ♪
スピーカーが取り付けられるのはプロジェクターが付いているから。
と、いうこともありますよ。
でも、本当に便利な時代になったものです。
一昔前なら、スパイ映画にも出てきそう・・・
by yas (2013-01-11 09:24)
プロジェクターは要らないかも…とか思ってましたが、いつも線どこいった?ない~?で小さなモニタで見てばかりなので、やっぱり便利かも!!
お試し映像、車窓の映像で旅気分!yasさんならではです♪
by たあきよ (2013-01-12 08:55)
ベッドでビデオ…良いですね。
すぐに眠ってしまいそうですけど(笑)
by schnitzer (2013-01-12 09:50)
そのうちアンドロイド搭載になり、
youtubeに即アップできそう
by simons (2013-01-15 00:57)
たあきよさん こんにちわ♪
実際に使っているから言えることですがプロジェクター機能はやっぱり便利ですよ~
パソコンに取り込んじゃうと案外、撮影後はお蔵入り。ってありますからね~
あと、ハンディカムはやっぱりビデオカメラ専用機って感じ。で使っていてやっぱり便利です。
最近、猛烈に欲しいです・・・
by yas (2013-01-17 10:34)
schnitzerさん こんにちわ♪
天井にビデオ投影ってなかなか良いですよね。
寒い冬にはピッタリかも(^-^;
by yas (2013-01-17 10:37)
simonsさん こんにちわ♪
いづれはそうなりそうですよね~
ここまでハードの進化が速いって・・・本当にスゴイですね。
by yas (2013-01-17 10:38)